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反り腰対策に「アンジャネーヤーサナ(三日月のポーズ)」
反り腰は腰痛の原因になります。そんな反り腰を直したいあなたにおススメのヨガポーズが「アンジャネーヤーサナ(三日月のポーズ)」。
太もも前側の筋肉(大腿四頭筋)と体の奥にある腸腰筋を伸ばす事で、反り腰を軽減します。
太もも前側の筋肉、大腿四頭筋はその名の通り四つの筋肉が集まっていて、
一番大きな筋肉は骨盤と繋がっています。
ゆえに、太もも前の筋肉が突っ張っていると骨盤が引っ張られて倒れて反り腰になるのです。
そこで、太もも前側の柔軟性を高める「アンジャネーヤーサナ(三日月のポーズ」。
本記事ではアンジャネーヤーサナのやり方について紹介します。
アンジャネーヤーサナのやり方
![三日月のポーズ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48926234/picture_pc_47a981db7d4c70a2224cafeb9049caf9.jpg?width=800)
・四つん這いになる
・肩の真下に両手、腰の真下に両ひざを置く
・足の甲は床につける
・右足を両手の間において、左ひざを少し後ろに下げる
・両手を腰に添える
・膝とつま先の方向を揃える
・右足裏と左足甲で床を押して、
床から返ってくる力で上体を起こす
・左右の腰骨の前後位置を揃える
(前脚側の付け根を後ろに引き込み
後脚側のお尻を前に押し込む)
・尾骨を地面に向け(骨盤を立てる)
頭頂を天へ伸ばしていく
・体がぐらつかないようであれば、両手を前から天井に
・恥骨をへそに引き上げる腹筋を使い骨盤は立たせ続ける
・脇を顔のほうに向けるように二の腕を回して肩を開く
・呼吸をキープ(3~5呼吸位)
・両手を床について、右足を後ろに引いて、四つん這いに戻る
・左右を入れ替える
腸腰筋のストレッチ
アンジャネーヤーサナは太もも前側だけでなく、背骨から骨盤と太ももの骨に繋がっている腸腰筋もストレッチ出来ます。
腸腰筋は姿勢を制御するうえでなくてはならない筋肉。
脚は下へ、お腹は上へと引きあうイメージでアンジャネーヤーサナを行う事で腸腰筋もストレッチ。姿勢が美しくなっていきます。
下図の腸腰筋を意識しながらポーズをとってみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1692516327030-OGGnYC3oF2.jpg)
ヨガでやりがちなミス
本や動画のインストラクターと同じ形にしようとすると、もっと遠くに脚を広げたい、もっと上体を反らせたいと欲が出て骨盤を倒してしまいがち。
しかし骨盤を倒してはいけないポーズで骨盤を倒してしまうと腰を痛めるリスクがあります。
![三日月のポーズOKとNG](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48926256/picture_pc_3d9ba1db74d093f3e760c1bf8af5f3f9.jpg?width=800)
実は私、自己流でやっていた時、ヨガで腰を痛めてしまった経験があります。その後ヨガスタジオで学びなおした時に頂いた言葉が心に刺さったので紹介します。
ヨガは自分と向き合う行為。誰とも比べずに行いましょう。
今の自分にできる範囲で、心地よいと感じられる範囲で大丈夫。
誰とも、というのは自分自身ともです。
誰とも比べない。理想の自分、過去の自分、存在しない自分とも。
見つめるべきは今この瞬間。
今に集中してヨガポーズを行う事でその効果は何倍にも増加します。
正しい体の使い方、そして意識の使い方について電子書籍にまとめました。自己流でも怪我のリスクなく柔軟性が高めらえる一冊です。体づくりに是非お役立てください。
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