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アシュタンガヨガのシャヴァアサナとは

アシュタンガヨガでは練習後に、この様に仰向けになって休みます。
おそらく他のヨガでも、実践後は同様に仰向けになって休息するのではないでしょうか。

ただ、一つだけ違う点があります
他のヨガでは、この状態を『シャヴァアサナ』と呼び、アサナ(ポーズ)の一つとして捉えています。

ちなみに、シャヴァアサナのシャヴァは『死体』という意味。ムルタアサナ(ほぼ同様の意味)とも呼ばれます。
つまり、死体のように床に横たわるポーズ、です。

このポーズには、疲労を取り除き、心を落ち着ける効果があります。
また、ストレスの起因となる神経の緊張を取り除くのにも適したポーズです。

目は閉じますが、寝ませんので(笑)

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本題に戻ります。
アシュタンガヨガでは、この状態をシャヴァアサナとは言いません。捉えません。
これは『レストポーズ』とされます。簡単に言うと、ただ休んでるだけ、です(笑)

完全にリラックスして、ひたすら休みます。
できるだけ多くこの時間を取った方が疲労回復に良く、心もより落ち着き、その後爽快に活動できます。

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グルジ(アシュタンガヨガの創始者シュリ・K・パタビジョイス)は。
『シャバァアサナというのは上級ポーズで、キミたちがやっているのはレストで、ハッピーポーズだ』
というようなことを、よく言われていたと聞いたことがあります。

確かに、人から聞く時も、書物で見る時も、最も修得のむずかしいポーズという部分で一致しています。
生きたまま、死体のようになるんですもんね(笑)

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私がアシュタンガヨガを始めた約14年前頃は、まだシャバァアサナと習っていました。
その頃からすでに、レストと習っていた方もいた様です。
今はもう、レストポーズとして浸透しているとおもわれます。

アシュタンガヨガの練習中にする呼吸も、以前はウジャイ呼吸と言われていましたが。今はもう、そう呼ばないことが浸透しています。




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