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こんな時だからこそ「呼吸」しよう

今ストレスや体の不調を感じている方。
いい「呼吸」を知っていると、
それが緩和されるかもしれません。

呼吸はヨガでも大切な要素ですが、
普段は無意識に呼吸をしている人がほとんどだと思います。


現代人はいつも忙しく、
心身の様々なストレスから
ピッチが速くて浅い呼吸になっています。
※1分間に20回以上呼吸をしている人はペースが速い状態とされています。


1.呼吸と自律神経の関わり

呼吸は自律神経と深く関わっています。

呼吸が浅いと脳への酸素の供給量が低下し、自律神経を司る脳の視床下部の働きも落ちます。

自律神経とは、無意識のうちに身体機能を調整する神経で、
交感神経と副交感神経の2つから構成されています。

交感神経が高まると脳は活動的になり、
副交感神経が高まると脳は静まります。

両者がバランスよく働いていることで
心身の健康を保つことができ、
免疫力も高めてくれるのです。


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2.浅い呼吸がもたらす不調

浅い呼吸が続くと自律神経が乱れ、
このような不調が起きやすくなります。

・イライラや落ち込み
・やる気が出ない
・疲れがとれない
・冷え
・便秘
・頭痛
・不眠
・PMS・生理不順
など

これらの症状があると
日常を快適に過ごせなくなりますよね。

自律神経を整えて不調を緩和するには、
ゆったりとした呼吸をすることが
とても大切なのです。


3.いい呼吸とは

では、どんな呼吸がいいのでしょうか?

ポイントは、
・鼻から吸って鼻から吐く(鼻呼吸)
・吸う息と吐く息は同じ長さ
・ゆったりと落ち着いたペースで行う

そして、
吸うときにお腹を膨らませて
吐くときにお腹を薄くします。


背筋を伸ばし肩の力を抜いて
呼吸してみてください。
仰向けに寝た状態でもOKです。

お腹の動きがわかりづらい方は
お腹に手を当てて動きを確認してみましょう。


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深い呼吸をしよう!とがんばると
体に力が入りやすいので、
無理はしないでくださいね。

あくまで自分が心地良いと
感じることが大切です。

普段の生活の中でぜひ呼吸を意識してみましょう。
私も、たまに呼吸が浅くなってるなぁと気付いたらゆったり呼吸に戻しています。

ゆったり呼吸をすると、心が落ち着いて余分な力がするするっと抜けていきますよ。

呼吸については他にも良い効果があるので、
また別の機会にお伝えできればと思います。


ゆったり呼吸で穏やかに過ごせますように。

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