笑う門にはごめんなさい

何か面白いことがあれば笑うんです。笑うようになりました。

ただ最近、変わったなあーと思うのは、私が笑うきっかけになるものが、「文字を追って笑うようになった」事。
読書好きな方なら当たり前の事でしょうか。

先日行われた10/6のnote酒場でお会いした「noter」と呼ばれているの方々の文章をたくさん読むようになって、「言葉」に対する思い入れが随分と変わりました。いっちょ前に図書館も行くようになって。

毎日noteを覗いては、「ん？今日は違うエッセンス入ってるな。」とか「あれ、こんなことも書く人だったんだ・・・」とか。ほんと楽しませてもらってます。気が付いたら時間が物凄い経っててビックリします。それくらいnoteは面白い。note依存症ですね。

実は書くことが好きなんですが、「本や言葉を読むこと」は、そこまで好きの部類に入らなかったんです。むしろ音楽や、外から聴こえてくる工事現場や雨や馬の走る音や･･･所謂「音」を楽しんだり、どこにでもある風景や色合い、映像を目に焼き付けることからの方が、頭から言葉が溢れることが多いのです。

本を読み言葉を追い、そこから感じたことをまた言葉で表現しようとすると、結局言葉を言葉で吐露するから、私くらいのレベルだと書き終わった後に「あれ？この人の本をかいつまんで引用して、プチパクリをあたかも自分のエッセイらしい感じにみせかけてるだけなんじゃね？」となって、途端に面白くなくなっちゃう。ボキャブラリーも貧困で・・「ボキャ貧」だから尚更。だから趣味として読書を挙げることもなかったです。

漫画を読んだり映画や劇、ライブを観たり。今までは「映像」「音」として目や耳に残るものに対して、声を出して笑うなどのアクションは取るけど、最近は文字に対して声を出して「あーーっははは！なにこれ！」なんて笑うようになりました。クスッとなんて可愛いもんじゃない。

加えて、色々なことを我慢しなくなったので、制御が効かない。

例えば図書館に行って、通りすがりにちょっといいなって思う本見つけると、CDのジャケ買いのようにナンパして連れてきて、ソファーに座り、ウキウキしながらページを開くでしょ？好きな人の身体をナデナデしてるみたいな感覚で（笑）

そいでもって面白いキーワードとかストーリー出てきちゃうと、声に出して笑っちゃうんです・・・一応1秒後に口にてを当てて抑えようとはする。でも時すでに遅し。もう出ちゃってる。

ほんとごめんなさい。「お静かに」は分かる。図書館だもの。でも面白いのが我慢できない。じゃあすぐさま借りて家に持ち帰り、1人部屋でコーヒーでも飲みながら腹を抱えて笑えばいいんですが、それも今は出来ない。なぜなら私は「返却期限が守れない」から。

今、時間軸が崩壊してるんです。自覚してる。諦めてるし、そんな自分を肯定してる。人が絡むことは別ですが。

昔は工場で生産ラインの工程管理や現場監督もしてたので、0.1秒を如何に縮めるかで仕事を組み立てていた。「ちょっとそこの工程2秒遅れてる！このままだと1時間で生産数100個減るからご飯食べられなくなるよ！」なんて、平気で作業者を叱咤してた人です。無理やり。仕事だから。企業収益とお金の為に。生理現象もおかしくなるくらい十分やったから、いまはもう我慢しない。

じゃあ買いなさいよってなるんだけど、そこは絶賛無職中なので、お財布が許すときと許さないときがあるから、ごめんね。本を遠慮なく買えるようになる程度稼ぐようになります。徐々にですが。図書館さんもう少しお世話になります。なんだけど。

それにしても、ここで言葉を綴る人たちの読書量って、半端ないですね！！おじけづいた！ビビった！
でもそんな人たちがこれは面白いよ！って言ってくれる本は読んでみたくなるし、発せられる言葉は読書よりも栄養になってます。おうちなら声出しても怒られないから。笑ったり（たまに泣いたり）してます。追いつかないから読み切れないときもあるけど、読み終わると「楽しかった」「ありがとう」「うんうん。私も同じだよ」「くーっ！うまいこといいやがった！悔しいー先越されたー！」なんて言葉にだして「スキ♥」してます。。なのでいっぱい読ませてくださいね。みんなのnote。楽しみにしております。

ほんと、笑う門にはごめんなさい。今度口にサイレンサーでも付けるか（ないわ）

（笑う門にはごめんなさいｰFinｰ）