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玖躬琉の部屋

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長い独り言や自身の経験を織り交ぜた随筆やエッセイらしきものもこちらで。
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#noteでよかったこと

#ごちプリ:皆さんのごちそうさまを聴きたい

先日参加させて頂いた「#ごちそうさまグランプリ」 他のコンテストに比べてゆるゆりと皆さんのご応募をお待ちしているコンテストも、残り1ヶ月となりました。 因みに私が参加したnoteはこちら↓↓↓ このコンテスト、公式にも紹介されて、多くの方の目に留まるようになったのが嬉しいなー。ハッシュタグを覗いては「う・・・うまそう」とよだれを垂らす日々。 ■□■□■□■□■□ 一括りに「外食」って言うけど、人によっていろいろなきっかけがありますよね。どうしてそこで食べるに至ったのか

お迎えにあがりました

「次に来るときは必ずお迎えに上がります。」 そう行って店を出た2019年8月。 お店の名前は「シプカ」さん。noteが繋いでくれた縁で知ったお店です。 長くかかってしまったけど、やっと準備が整いました。 チーママ稼業をお休みして娘を誘い、「昨日よりは少しマシかねー」と北風を感じながら、名古屋のカルチャーが集まる「大須観音」駅を降りて、お店へと向かいました。 ほの暗い階段を上って、一呼吸置いてドアを押す。 押す。 ・・・開かない。 (事前にDM入れてお返事も

2万Hzを共に感じて

「あーーーYodaさんのお財布も欲しかった…」 「可愛かったね。でもあのリングもいいねー。綺麗だった。」 「あれね!次の目標が出来たから、またチーママ頑張る。」 「はは。そういうのあると頑張れるね。」 私にとって、宝石箱のようなお店「シプカ」の帰り道。 今池にあるお目当てのお店が偶々臨時休業で、どうしたものかと歩いていた時に、ビル街に埋もれそうな佇まいの居酒屋を見つけ、寒さから逃れるように引き戸を開けた。 広い割に接客は女将さんひとりらしく、誰も出てこない。 フランチ

産声(4)

2019年9月15日 17:30 「わーピカピカだ・・・!配線も今日やっちゃうの?」 「ううん。今日はここまで。明日の講習の課題、まだ少し残ってるから。」 「そか。また進捗分かったら教えて。そろそろ夕方だし帰るわ。サイトの更新と原稿の仕込みもあるからさ。」 ノートPCを片付けながら、私は鞄の中からタッパーウェアを取り出し、冷蔵庫を開けた。 「調味料と水しか入ってないじゃん。」 「近くにコンビニあるからつい…はは。」 「一人だと野菜とか腐らせちゃうしね。最近コンビニも美味しく

産声(3)

2019年9月5日 19:50 最後の曲がり角を通り、SLYがあるテナントに近づくと、そこには既にギターケースを背負ったNさんが立っていた。 「あー淀ちゃんさーん!」 「こんばんわぁ。遠いところありがとうございました。待ちましたか?」 「いえいえ!さっき来たところです。ホテルはこのすぐ近くなので。」 「SLYまだ開いてませんね…少し待ちましょうか。あ、紹介します。娘の理迦です。」 私は理迦の後ろへ下がり、彼女に前へ行くように促した。 「あ、あの、初めまして。理迦です。

#手書きnoteを書こう~日常のコンテンツ企画風景など~

企画発案者のdice_24(だいすーけ)様 改めまして初めまして。玖躬琉(くくる)です。ヤンキーみたいな漢字名です。この度は物凄い勢いで飛び入り参加させて頂きありがとうございました。 実はこの企画を見つけたのが約20分前。運営している競馬予想サイトのYouTube用コンテンツを、ひとり煮詰まりながら企画中で、一息つきながらnoteを開いたら・・・見つけちゃいました。 その流れで手書きで書いたのがこちら↑↑。 こんなことやってるから進まないんだよな…なんて言わないで<(

笑う門にはごめんなさい

何か面白いことがあれば笑うんです。笑うようになりました。 ただ最近、変わったなあーと思うのは、私が笑うきっかけになるものが、「文字を追って笑うようになった」事。 読書好きな方なら当たり前の事でしょうか。 先日行われた10/6のnote酒場でお会いした「noter」と呼ばれているの方々の文章をたくさん読むようになって、「言葉」に対する思い入れが随分と変わりました。いっちょ前に図書館も行くようになって。 毎日noteを覗いては、「ん?今日は違うエッセンス入ってるな。」とか「

note酒場の住人は

2019年10月6日 「次は外苑前。外苑前です。お降りの際は足元にご注意ください」 電車内にアナウンスが流れている。 おいおい、先週ヤクルトの最終戦見に行ったばっかりでしょ… ええ。先週もいましたよ。外苑前。神宮レモン美味しかったー! もっと言えばね 先々週は浅草でyoutube撮影でしたし。 ガリとビールと競馬で盛り上がりましたとも。 私?愛知県ですけどなにか。 こないだ9月分の領収書を整理した時、交通費で白目になりました(笑) さて今回は 第2回note酒場へ

エッセイへ逃げる

あ!これ書きたい。 メモを取る。そういう閃きめいたものは瞬く間に消えてしまうから、なるべく早く。 以前外出先で、蟻に噛まれた瞬間に浮かんだことがあって、たまたま書き留めるものがなく、忘れないように声に出してお経のように唱えながら帰る途中、通学中の学生たちがモーゼの十戒のごとく私から離れていった。 いつぞやは喫茶店で雲のようにその言葉が浮かんで、飛んで行ってしまいそうだったから、それを「ああ!お願い待って!」と手で空を掴もうとするジェスチャーをして、店員に「お呼びですか?

魔貫光殺砲を放つ先

「馬にみておれ」振付完成版の撮影と森田さんとの打ち合わせ終了後、「ヌーダピッシャーズ」おらぬだ本多さんと落ち合って打ち合わせ2本目! 予定にはなかったのですが、2日前(2019/07/05)におらぬださんと電話で話してるうちにこの話題になって、 おらぬだ:「えーーー面白そうじゃないすか。」 淀:「その打ち合わせと撮影もあって東京行くんですよ。7月7日。振付の方も交えて」 おらぬだ:「まじすかーー、俺暇なんで行っていいです?森田さんが良ければ。振付の方がいるなら僕の相談にもの

織姫様を追いかけて

2019年7月7日 下北沢ろくでもない夜でのぽてさらちゃん単独ライブから1か月。 競馬は「七夕賞」「プロキオンステークス」に沸く中、再び東京へ。 ちょっと…競馬垢でしょ淀ちゃん… いえいえここでは「玖躬琉(くくる)」です。淀ちゃんは競馬広報で忙しいのでw 東京都港区六本木 EXtheater:「Mudiaグランプリファイナル2019」 全国600以上のバンドやアーティストがこの頂点を目指し、ファン投票獲得数によって勝ち上がったのは7組。グランプリ受賞者には賞金100

水路(1)

「ねえ、理迦(りか)と蒼(そう)ってさあ、自分が覚えてる一番小さい頃の記憶って何歳?」 私は夫の四十九日を済ませたお寺の帰り道、2人の子供に尋ねた。 「うーん保育園の年少さんくらいかなあ」 「赤ちゃんの時にアレルギーと喘息が酷くて、お父さんがいた同じ大学病院通ったの覚えてないの?」 「全然覚えてないー。」 「『とびひ』になってお尻にも水ぶくれが出来ちゃって、触ると潰れちゃうから抱っこも出来ないし、ずうっと歩いて。5分かからないとこが1時間かかってねえ」 「そうなの

「ニューロティカ号」というタイムマシンに乗って

■その曲を聞くと、その頃の自分に還る プリン大魔王様の繋がりで仲良くさせて頂いているブログ漫画家「マンモスジャパン」さんが、ニューロティカのベーシスト「KATARU」さん、ボーカルの「イノウエアツシ(あっちゃん)」を漫画に登場させたことがきっかけで、懐かしくなって、1990年代の音楽を振り返りながら聴くようになりました。 「ニューロティカ」だ!わーーなつかしー(*´ω`*) まず驚いたのが ええええまだやってんの!!(;・∀・)スゲー 当時は熱狂的なファンというわけでは

自身にとっての「最高」は、誰かにとっての「それ以外」なんだけども。

相手にとって「最高」「良かれ」と思ってしている行動が、結果的に人を傷つけたり不快な思いをさせてしまうことがあります。 仕方がないさ。にんげんだもの。 よどを ■男と女 例えば、友人でも恋人でも、フォロワーでも「何かに悩んでいたり落ち込んでいる人」がいるとして。 あなたならどうしますか? 私なら 女性(または女性的な感性を持っている人)には、あまり回答しません。 傾聴。 ひたすら聞いて 「そうなんだ。」と心を込めて返します。 いい加減な返事はだめ。逆効果。