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本に関わっていたい

1年も書いてない事に気づいたのと、何かのきっかけになればいいと思い久々に更新する事にした。

2024年2月に自分の中ではとても大きな一歩を踏み出しました。書店員を辞めて、元々やりたかった「ものづくり」の道に進む事。

たまたま見かけた募集に話を聞く程度で応募して面接の後に採用。週5のフルタイムで働けると思っていたのが、確認不足で実際は週3の短時間パートに。
正直、収入に不安があり話も違うから辞めようと思ったりもしたのですが、仕事がとにかく楽しくて仕方なくて辞めたくない。
残りの2日程度を働くために色々と探してみたものの、納得のいく仕事がなく未だに不安な収入のままです。

そんな中、日々ものづくりの現場で仕事をすることで、より一層「何かを作り上げる仕事がしたい、本に関われたらこれ以上に素晴らしい事はない」と思い始めた事で、先日ずっと憧れていたし悩んでいた出版社の採用に書類を提出。
出版社には何のメリットもない私が採用されることは難しいと思いながら、一度チャレンジしてみるかと思い切って飛び込んでみましたが、やはり書類選考の段階で落とされてしまいました。

当たり前です。
地方在住で特に有名な書店員でもなく、実績も無い。そんな自分でも、何かやれたらと思って熱意だけは込めたつもりだったけど、まぁ、そんな物ではカバーできないですよね。

ただ、やっぱり自分が15年以上培ってきたスキルを生かしたいと思い今も「何かできないか」と模索する日々です。

私自身は、数年前までは入荷もなく誰も興味もなく、通販でしか買えなかった英語以外の書籍を店頭に仕入れて販売したり、中華BLコーナーの常設をしたり、コーナーをSNSで紹介すれば反応も多く、コーナー自体を楽しまにして下さるお客様の来店もあったりで、手応えを感じていましたが、現実には盛り上がっている界隈ほどは盛り上がっておらずといった状態でした。

お店の中華BLコーナー

もう少しその世界に切り込んでいきたい。世の中に紹介していきたい。そういうアイデアを出していきたい。

中々に難しいけれど、これからも模索していけたらと思います。

現在はものづくりの現場で地場産業である「萬古焼」の制作をしています。自分が関わった暮らしの品が、どこかの家庭で役に立っていると思うと嬉しい気持ちになりますし、しっかりとやらないとなという気持ちにもなります。

取扱中の蚊やり豚


世の中に埋もれている、キラリと光る品を紹介したい、世に出していきたいっていうのは書店員を始めた頃から心に抱いている事ではあるので、何かご縁があればと思います。

天官賜福日本語訳3巻発売時

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