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幸せに優劣は付けられない。アラサー女が「彼氏ナシ」でも幸せな理由。


29歳独身OLの、Yocolomboです。

安定の都内、実家暮らし。別の名を、干物女と言います。

先日友達と話していた時に、「彼氏がいるいないにまつわる幸せの感じ方」について驚いた発見があったので、

今回は、恋に悩めるお年頃の女子たちと、はたまた、そんな悩みないよって言う私リーグの干物女子たちとも、

「恋と幸せ」について語り合えればと思います。

(と言いつつ完全にモノローグ)


彼氏がいるいないは、私の幸福度に影響を与えない

これ、100人女子がいたら90人は賛同してくれるものだと思っていたのですが、どうやらそうでもないようです。

誤解のないように最初に書いておかねばと思うのですが、私も恋をしたこともありますし彼氏がいたこともあります。

だから、彼氏がいることにまつわる「幸せ」「楽しみ」「喜び」も人並みに経験してきていると自負しています(たぶん)。

ただ、振り返ってみると、彼氏がいた時といなかった時で「幸福レベル」に差はなかったのです。

というよりむしろ、毎年、年を食うたびに「幸福度」は増してきていて、その要因は、彼氏や好きな人の存在では決してなく、

「自分の成長」「成功体験の積み重ね」「友達や家族との関係性の向上」「趣味の広がり」など、

どれも、自分に働きかけることで得られたことが多いのです。

「幸せ」は自分自身が開拓するもので、決して彼氏がいるという「状況」によって作られるものではないように感じています。


「女としての幸せ」って、なんじゃそれ。

だから私には「オンナとしての幸せ」という言葉が、29年間生きてきた人生でまだ一度もピンと来ていないのです。

人間として、一人の人として感じる「幸せ」があったとしても、女と言う性別を前提にしないと感じられない幸せって、「母親になる」こと以外に思いつきません。

「オンナの幸せ」って、愛される幸せのことでしょうか?

「愛し愛される喜び」は男女同じで、なんなら老若男女、全人類同じです。

性としての幸せのことでしょうか?

そんなもんは一時の快楽であって、「幸せ」と混同しちゃ訳わからなくなります。

若いから幸せでもないし、モテるから幸せでもないし、おばあちゃんだから不幸でもないし、彼氏がいないから不幸でもない。 

そういう「状況」や「状態」だけで幸せは決まるものじゃないと思うのです。


恋愛は幸せの「絶対条件」?

「彼氏がいるから幸せ」「彼に愛されていることで満たされる」

って、同僚が帰り道の地下鉄の電車の中で言っていました。

最初は、「彼氏大好きなんだね。仲良くて良い関係だね」なんてあっさり聞いていたんですけど、

「恋と幸せ」とか「結婚と幸せ」をトピックに話がどんどん深くなっていくにつれて、どーもお互い話がしっくりこない。

どーも言葉の表面をかすめていくような、薄っぺらいキャッチボールになってしまって。

「この違和感、何なんだろう?」ってもぞもぞしていた時に、たまたま私が軽くこう呟いたんです。

「1人で100%幸せだから、結婚したら100と100がくっついて200%幸せになるねえ」って。

そしたら彼女、すごく驚いていて、

「え、自分ひとりで100%楽しいの?!そんな女子いるの?!」って。

それでようやく違和感の正体に気が付きました。

恋愛や結婚について話していた私たちは、そもそもお互い「幸せと恋愛の相関関係」が違っていたということに。

私にとって恋愛は、二義的なもの。目的と言うより、努力して輝いている時の自分に付いてくる副産物。または、出会ってしまうもの。

彼女にとって恋愛は、女としての幸せを100%に満たしてくれるもの。「幸せ」であることの基準であり、絶対条件。

どっちが正しいとか何が正しいとか、そういうのはないと思います。

ただ一言、二言、干物女に言わせてもらえるとすれば、

彼氏がずっといないと言った時に「かわいそう」という顔で見るのをやめてくれ。

「彼氏いないから幸せじゃない」という前提に立って発言してくるのをやめてくれ。

・・・という、それだけです。はい。

自分にとっての「恋愛の立ち位置」、もっと言えば何をもって幸せと感じるかの「幸せの基準」は人それぞれ違っていて、

その価値観は人に押し付けてはいけないし、自分の幸せの価値観で人の幸せを勝手に推し量ってはいけないと思うのです。

女子はいつだって自分の幸せと相手の幸せを比較して、勝手に劣等感を感じて落ち込んだり、優越感に浸って喜んだりしてしまうものです。

だからこそ「マウンティング」という山登りみたいな名前の手法も生まれてしまうんですよねえ。。

「人は人、自分は自分」ですよね。

この、「他者の課題と自分の課題」を切り分けて考えるのがアドラーの心理学。幸せになるための "勇気の哲学" とも言えるアドラー心理学が良く分かる本が、あの有名な「嫌われる勇気」です。

なぜか突然の本紹介になってしまいましたが(笑)、とても学びの多い一冊で、恋愛や人間関係に悩んでいる人には特におススメなのでリンク貼っておきます。

ひとり時間の長いゴールデンウィークですが、自分にたっぷりの栄養を与えて充電の連休にしていきたいですね。

みなさまも良き連休をお過ごしください✨


 





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Yocolombo
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