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大人になった今、夢ってありますか?

2019年12月頃から世間を騒がせ、ここ日本にも猛威を振るったコロナ感染。
このタイミングで、私は人助けビジネスというものに出会った。
そもそもは、。自分の考え方って人とずれているんではないか?という人としての在り方を学びたくて参加した講座だった。
が、この中で、「在り方」「捉え方」「人との接し方」などなど。
多くの事を学ぶことができ、今個人事業主として活動している根底にはここで学んだ多く行かされている。

このセミナーの中では、「人助けをしながらビジネスをしていく」という少し聞いたことの無いような学びをするのだが、一緒に受講していた方のエピソードが印象的で、今でも時折思い起こされることがある。

定年退職を間近にして

その方は、あと数年で定年を迎えるタイミングに来て「さて、この先どうやって生きて行こうか?」と考えた時、何かビジネスを自分でやってみたいと考えていた。その時に出会ったのがこのセミナーだったそうです。
彼は、一生懸命に学び、それを実践し、なかなかうまく行かずに行き詰ったり、前に進んだりを繰り返していました。

そんなある日、会社の同僚に聞いたそうです。
「この先の夢って何かある?」と。

会社の同僚は同期入社の信頼のおける仲間。
彼もまた、あと数年で定年を迎える事になる。
その同僚から返ってきた答えは、、、
「夢?この歳だぞ。夢なんてないよ。」
とちょっと笑われながら言われたそうです。
その光景に愕然としたとのことでした。

きっと、定年後は妻と一緒に旅行に行きたいとか、若い頃にできなかった○○をやりたい。とか何かしらの回答を期待していただけに、『夢なんてないよ』と即答されたことがショックだったんだと思います。
『こんな回答を期待している』というのは、もちろんその人のエゴでしかないかもしれないが、今自分が何かに向かって一生懸命な時に人との温度差を感じてしまうと自分が人と変わっているのか?と思ってしまう事もあるでしょう。
但し彼は、この事をきっかけに「そんなつまらない老後にしたくない」と思い、その後も自身でのビジネスを確立させていきました。

人は2度、夢に向かうタイミングがあると思っています。
私自身がこれまでに出会った人たちを見て来て気付いたことなのですが、
1度目は生活環境を変える時
多くは進学や就職のタイミングになるかもしれません。
自分がどんな仕事に就きたいか?
どんな事を生活をしていきたいか?
と考える時。
2度目は人生の転機。
ここは先に書いた定年後などが多いかもしれません。
これまで務めてきた職業や立場から一度終止符を打ち、
次のステージに進む時。

この2つの起点で、夢を語る場合にドリームキラーと呼ばれる人の存在が見え隠れする事があります。(必ず出てくるわけではもちろんありません。)
先ほどのお話では、同僚の方が該当するかもしれませんね。
そして、私の場合は進学をする時にドリームキラーが出てくることになりました。

音楽業界への夢

私の場合、中学時代に音楽業界に進みたいと考え行きたい専門学校も中学3年生では決めていたので、高校進学をどうするか?という悩みは一切なった。むしろ高校に行かなくてもその専門学校に行けるなら行かずに進みたかったというのが本心だろう。
しかし、専門学校の入学資格に「高校卒業以上」と書かれていた為、専門学校に行くために高校進学をした感じだった。

だから、常に「あなたの夢は何ですか?」と聞かれれば、音楽業界で働くことと即答していた。
周りからは、テレビに出る人に憧れたり、キラキラ輝く世界に飛び込みたいだけのミーハー的な考えで言っているんだと認識されていたんじゃないかな?と思う。
故に、同級生からも周りの大人からも、
・そんなに簡単に入れる世界ではない
・入っても生活が大変
・怖い世界だらからね
などなど、多くの意見をいただいた。

ただ面白いもので、この意見をもらうのってその業界を知らない人達からだけだったんですよね?
少しでも業界にいる人達、いた事のある人たちって、その先の話をしてくれるんです。
・具体的にどんな仕事をしたいの?
・こんな職種もあるんだよ
・じゃあそれに向けてこういう勉強しておくといいよ
などと。
幼いながらに、この温度差に違和感を感じていた。

人助けビジネスを学んだことで、なぜこんな事が起こるのかという仕組みも理解する事ができるようになったが、実際その後私はというと、ちゃっと音楽業界の第一線の環境に入る事が出来た。
時は2000年のタイミング。
小室ファミリー全盛期。
Y2K問題で日付が変わるタイミングでどんな障害が起こるか分からないと騒がれていた時代。
この時、音楽チャートにランキングするような方々と一緒に仕事をさせていただいていた。
入ってみて、ブラックな部分もホワイトな部分もいろいろ見る事が出来た事も本当に自分の糧になっているなと思える。

改めて、
「大人になった今、夢ってありますか?」
あなたの夢聞かせてください。

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