良いパン屋を見つけるポイント

私が現在住んでいるつくば市は
グルメな方ならおそらく有名?な「パン屋激戦区」でもあります。
実際、「つくば市 パン屋」で検索すると
つくば駅を中心に車で20分程度の範囲に
ザッと20件以上のパン屋が出てきます。

昨日、つくば市のパン屋を三軒巡ってみました。
以前からもパン屋巡りというのは
つくば市含め、たびたびするのですが、
実際に食べなくても
「良いパン屋を見つける方法」があるのではないか

思ったのでここに記します。
(試食すればいいじゃないか、とも言われそうですが、試食用に提供しているパンは乾燥して硬くなっていることも多いので個人的には好きではありません。)

それが、
「店内の香りが心地よい香りか?」
この一点だけです。

パン屋の店内に漂う香りにはいくつか種類があるかと思います。
パンの焼けた匂い(=ロースト臭)
バターやチーズの焼けた匂い・チーズ自体の匂い
ベーコンエピ等の肉の焼けた匂い
ガーリック、シナモン等の香辛料系の匂い
などなど・・・

いろんな香りが漂う中で、
そのトータルの香りが自分にとって心地よいと思うと
ほとんどの場合、
個人的に素晴らしいと思う(リピートしたいと思う)
パン屋になっています。

ソフト系かハード系のどちらを好むかは人それぞれですが、
それに関しては見た目で予想がつくので
そこで判断すれば問題ないでしょう。

店の良さ・質を判断するのにうってつけだと個人的に思うのが
クロワッサンです。
見た目、食感、香り、味・・・全てシンプルであるがゆえに
これらに対する店のこだわり、姿勢が如実に出るパンだと思います。
(中華料理店で言う所のチャーハンですね。)

実際にお店に行ける場合に限りますが、
もし今まで気にしてこなかった方は一度
意識してみるといいかもしれません。

おまけ話になりますが、
私自身、パン屋を巡っていて非常にもったいないなあと感じるのが
「換気の良すぎるパン屋」です。
(=店内に入っても不思議なくらいにパンの香りがしない店)

せっかく「パンの焼けた匂い」という
お客さんを引きつける特徴的な材料があるのに
それをみすみす手放すというのは損をしているなと感じます。
もし私がベーカリーを運営するなら
あえて換気を少し悪くするか、
店内にパンの焼けた匂いが常に漂うような設備を導入するだろうな、
と考えたりします。

おそらくこの見極め方は他の料理・食材でも同じことが言えるでしょうが、
パン屋がおそらく一番わかりやすいかと思われます。

今回は科学的なお話をほぼしていませんが、
科学と感覚はどちらも同じくらい重要だと思いますし、
実際料理を味わう時は「感覚」が全てなので
感覚を大切にして鍛えていくことが大事でしょう。
ではでは。

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