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【Yocco Natural Farming】#1|畑全体の様子|耕作放棄地|土を分析してみる

山梨県の八ヶ岳南麓。ここで畑が出来ることになりました。スペースは約450坪。ひ、ひろい。さあ、この新しい出会い。何をどう始めようかしら。

ここは元は田んぼで使われていたのか畑だったのかわからないらしく、でも少なくとも10年以上何もしていない(何も植えていない、手を加えていない)ところで、草刈りだけは続けていたとのこと。

(※記録用として簡単な動画も撮ってみました。風の音が強くて少し見ずらいかもしれません)



暫くは土の上を歩くだけでも楽しくて、用もなく長靴でテクテク散策していたのだけど、いざ始めてみようと思うと何から手を付けていいのか全くわからず。。。ぼんやりネット検索していたら自然農の美しい農園がいくつか目に留まり「ああ、きれい〜気持ち良さそう〜。これがいいね」と行きつきました。

あとはとにかくまず土を良く知るのがいいんじゃないかと思い、またまたネット検索。みなさんの例にならってホームセンターで「アースチェック液」なるものを購入。これを使って、敷地内の9箇所の土を調べてみることにしました。

↑全体を9分割にして
↑9箇所それぞれの土を採取

このアースチェック液での試験方法は、土と水を攪拌させて、土が沈殿した後の上積み液を採取してph(ペーハー)を計測するというもの。沈殿させるのに結構時間がかかり、結局3日ほど待つことになりました。(ほんとはそんなに待たなくても良かったかも)

↑色とりどり♪


途中、畑の横を流れている水を使ったり、精製水を使ったり、そんな試行錯誤が続きました。で、結果はこのように。


後々動画を見まくってわかったのですが、生えている草や土地全体の水捌け具合などなど色々見ていくとだいたい土の状態がわかる、ということでした。そういう目で畑を何回も見て歩いた今では確かにそうだな、と思います。でもこのph値はいずれ何かの役に立ちそうな気がするな。

こうして「動画を見る→ホームセンターに行く→畑に行って土の観察→また動画→またホームセンター→また畑→そしてまた動画」と言う感じでクルクルクルクルと思いつくままにずーっと動いてみました。今もその最中。雨の日もあり風の強い日もあり、それがまた畑の様子を知るのにすごーく参考になって、少しずつ色々なことがわかってきているような気がします。

で、まずは⑨あたりに、まずはひとつ畝を作ってみよう、と決めました。(ちなみに畑全体は水捌けがあまりよくない感じなので、その中で一番乾いているのが⑨エリア)

いずれにしても、初めてのことは何でも時間がかかるけど、まあそれは慣れっこ。それも含めて楽しい。そして季節はこれから冬。なのでこの間に色んな準備が出来るんじゃないかな(←これも初めてなのであくまでも想像)と思いながら、なんだかただただ楽しみな毎日です。畑パワー、すごいな。

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