挑戦は連鎖する
「激走!日本アルプス大縦断」(集英社)
来週の販売に先行し、先日選手・関係者のもとに書籍が届きました。
約300ページのボリュームですが、2時間で一気に読了。
読み終えたあとは、何かしんみりとした気持ち、また頑張ろうという気持ちになりました。TV放映・書籍が完了し、これで本当に一区切り。
本当にたくさんの幸せをいただきました。
取材の過酷さ・拘りも分かり、改めて感謝です。
ゴールすることの意味
この書籍の中でも、レース中でも聞かれたひとつの大きなテーマ。自分も含め、いろいろ書籍のなかで触れられていますが、とても難しい質問。
「生きている意味は何か」
と似たような哲学的質問のように思います。
哲学的質問、かつ、バックボーンが違うため、それに対する選手たちのとらえ方・答えもそれぞれ。また、レースのなかで変化していく心境も面白いです。過酷な環境においたとき、人の本質が浮き出てくるように思います。
「挑戦は連鎖する」
この言葉は54歳、駿谷選手の言葉。
「自分は何を残すのか、生きた証は何か」
レース中に問われ考え、出てきた言葉。
「チャレンジの連鎖がTJARのもつもう一つの夢の形」
とても心に残る言葉です。
スタート前、飯島代表があいさつの中で、
「選手たちはただ歩いているだけ。それだけなのに感動してくれる。この大会には何かがあると思っている」
とおっしゃっていました。
「挑戦の連鎖」。それは、その答えの一つだと思います。
今日も、ULTRA-TRAIL Mt.FUJI で、選手たちが激走を続けています。
わたしのバディ・仲間も激走中!既に大きな力をもらっています。
毎日頑張ることは難しい。
自分が頑張れないとき、誰かが頑張っている。
その時は、誰かに元気をもらえばいい。
自分が頑張れるとき、少し頑張ればいい。
それが、家族・チーム・仲間の力、そして、人間の力だと思います。
Noteでもすでに皆さんから力をいただいています。
「挑戦の連鎖」「ポジティブな連鎖」の場になるといいなと思っています。