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2022TJAR Day1 北アルプス前半

スタート【ミラージュランド -  馬場島】

8/7 0:00 いよいよスタート。
スタートすぐに人影は少なくなり、川沿いに選手たちが走り出します。馬場島までの試走はしていなかったので、マイペースで先行の選手たちを追う作戦。約30km、700up、キロ6分強くらいがイメージ。3時間30分くらいで着ければと思っていました。
スタート直後、橋の手前を左側に降り、川沿い左岸を走るグループに着きました。選考会で思っていたとおり、みんな速い。ライトが見える位置で後方から集団を追います。
少ししてその周りをみると、上位陣…。時々、道を間違えて戻ってきて、一瞬、自分がその集団の先頭になったりして、結構焦りました。
国道に出て少し選手たちもばらけてきました。国道に出た直後、少し望月選手と並走し、間近で走りをみられたことはいい思い出です。
ちなみに土井さんの走る姿は最初から最後まで一度も見れませんでした。。

馬場島へのロード動画。保田選手と横井選手と。真ん中が私。

途中、保田選手と話しながら並走。自動販売機はスルー。途中の水場で一緒に水を汲み、再スタート。そのあと、保田選手も速かったので一人で走りました。時折、応援の方は今したが真っ暗な中、一人の時間も多く意外でした。途中、何もないところで、躓いて転倒…気持ちは落ち着いていましたが、気分は浮ついているのかなと軽く自省。

予定より早く着きそうだったので、最後の馬場島手前の登りは歩きました。直前で、井嶋選手と馬場選手が軽快に走っていきました。
馬場島3:20到着。ほぼ予定通り。
馬場島の水は、人によっては当たるとの情報があったので、汲んだものの、早月尾根まで持つように少しずつ飲みました。

馬場島 - 剱岳

初めての早月尾根。30kmのロードの後、ペースはそこまであがらず。ただ、淡々と登ります。途中、同じ練馬の今崎選手と会い、一緒に進みました。
また、TJARを目指すきっかけとなった2016年TJAR選手たちに会え、気分があがりました。きれいな景色をみながら登り、剱岳山頂へは8:40到着。

奥大日岳
早月尾根
by tjar_staff インスタグラム
剱岳山頂。今崎選手と。

剱岳初登頂は12歳の時、その後、24歳、36歳とあともう一回登り、今回は5回目の登頂でした。山頂はガスっていたのもあってかそれほど人はいませんでした。カニの横ばい、剱岳の下りも順調に進みました。

剣山壮 - 立山

劔沢あたりは登山者の方も多く、たくさんの応援をいただきました。TJARの舞台にいることを実感させてもらえる瞬間でもありました。

劔沢キャンプ場にて。登山者の方が写真を送ってくれました。

別山、大汝山、雄山と淡々と進みました。雄山からの下山は渋滞でしたが、登山者の方が気を使ってくださり、先に下らせてもらう場面も。
一の越小屋ではたくさんの方が迎えてくれました。
足のケアをし、そこから人が少なくなる五色が原方面へ。
少し時間がたってしまったので、スゴ乗越への到着時間が気になるのもこの頃でした。

立山 - 五色ヶ原 - スゴ乗越

五色ヶ原への時間は長く感じました。五色が原では、横井選手・中島選手と会い、今崎選手、私と4人で出発。
スゴ乗越へ向かう途中、日没となり、ヘッドランプをつけ進みます。
スゴ乗越はこの日の目標地。
結果して、この日にスゴ乗越に着けたかどうかが、完走のボトムラインとなりました。
2024年以降は、スゴ乗越がボトムライン、ほとんどの選手が薬師峠を目指すのではないかと思います。

五色ヶ原までの道は、ガスっており、記憶ではそれほど長くないと思っていたが、長く感じた。五色ヶ原山荘では、既に到着していた横井選手と中島選手が休憩していた。軽く補給し、今崎選手も含め、一緒にスゴ乗越へ出発したものの、少し疲れがでてきており、途中で遅れを取る形となった。以降、今崎選手と二人で進む。スゴ乗越へはアップダウンが多い。一度、石の上で足を滑らせ半回転の転倒。通常の山行ではない転び方だったのでびっくり、以降、気を引き締める。日没前にヘッドライトを装着し、20:25にスゴ乗越に到着。山荘までの最後の登りも長く感じたが、途中、前後方に選手のヘッドライトが何個か見え、心強かった。テント場到着の時間が遅かったため、スペースを探し、ストックシェルターを張り、夕食を軽く済ませ、早々に就寝。それほど寒くなく過ごしやすい気温。
【COROS計測:62.10km(3D距離),累積上昇4883m,7662kcal】

2022TJAR報告書

スゴ乗越に着いたときには、ホッとしました。
スペースを探し、遅い時間だったので、自炊は控え軽食をとり、早々と寝ました。

続く

by COROSデータ

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