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よびし通信

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これまで発行しているよびし通信をまとめてご覧になれます。 よびし通信は、2019年から発行しています。よびし通信no.1~15は、写真とイラスト、イベント告知がメインのチラシで…
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#うちの郷土料理

【よびし通信no.34】一番美味しいと思う鮒ずしの食べ方は??

よびし通信no.34発行しました。多賀町内は全戸配布しています。 滋賀のお酒の席には外せない鮒ずし。県外から来た人には鮒ずしの洗礼が待っている??今回はちょっとぷわんと匂いそうな鮒ずし一色の通信となりました。 つなぎたい よびしの食最近、鮒ずしを召し上がりましたか? 滋賀県に来てすぐに、鮒ずしの洗礼を受けました。ありがたいことに、初鮒ずしは、癖のないチーズのようなふくよかな風味で、お酒に合う美味しい物でした。実は、乳酸菌発酵して酸っぱくなったお漬物などが食べられるようにな

【よびし通信no.32】おたふく豆はこの炊き方がおいしいわぁ

よびし通信no.32発行しました。 多賀のお母さんから学ぶ食の知恵と技「おたふく豆」この炊き方がおいしいわぁ 「おたふく豆」と聞いて、はじめ何の豆か分かりませんでした。しもぶくれの「おかめ面」のようなカタチの豆だから「おたふく豆」すなわち「そら豆」。 山間部の聞き取り調査でも、甘く炊いた「おたふく豆」をよく作ったと聞きましたが、作り方も分からず、乾燥そら豆を使うことも、今回レシピを教えていただき初めて知りました。 手間がかかりますが、この炊き方が美味しいと評判でしたので載

【よびし通信no.31】『お弁当箱のうた』の「すじのとおったふき」はどのふき?

よびし通信no.31発行しました。 多賀のお母さんから学ぶ食の知恵と技【『おべんとうばこのうた』 の「すじのとおったふき」どの「ふき」を思い浮かべますか? 】 ▼「ふき」といえば、滋賀県に来るまで出汁で薄味に炊いた「太いふき」の煮物しか見たことがありませんでした。「細いふき」がたくさん出回り、昆布と山椒、干しシイタケなどで炊いて佃煮にする、保存食を大量につくる文化に驚きました。 【トウブキ・クサブキ・ヤマブキ】 ▼もんぜん市では、三種の「ふき」が出回っています。いまだ

【よびし通信no.29】ゆりこ団子は究極の食品ロス削減

多賀のお母さんから学ぶ食の知恵と技【赤かぶらの切り漬けは冬の常備菜】 三十数年前にお姑さんから聞いて習ったという「赤かぶらの切り漬け」を教えてもらいました。年に一 度の恒例手仕事。毎年、百個超えの赤かぶらの下ごしらえを一日仕事でされてきたそうです。「切り漬けの ええとこは、作ってすぐ食べられること。」しばらく 漬けて乳酸菌発酵したのも美味しいです。 滋賀県の伝統野菜「万木かぶ」 は、赤かぶらで葉の軸が白い品種、 アブラナ科は交雑しやすく、その土地ならではの種が発達したよう

『多賀の食べるをつなぐ』増刷されました!

問合せが多くあるものの、長らく欠品していました。 が、増刷していただけました! ありがとうございます! 目次などはこちらから↓

【よびし通信no.26】こわとだんご

だんないおきばりやす 【こわとだんご】  「毎年12月28日は何があっても餅をつく。27日でも29日でもあかん。」 何やら代々引き継がれてきた。その日の台所は朝早くからお餅のいい香りに包まれる。子どもの頃は早く食べたくて、わくわくしながら出来上がるのを心待ちにしたものだ。そして着々と新年を迎える準備が整っていく。  白餅で、鏡餅やのし餅をこしらえた後、間髪入れずによもぎ入りのこわとだんご作りに取り掛かる。この二つのお餅はお正月にしかお目にかかれない。  こわは、もち米

【よびし通信no.25】怖い顔して こさえるもん

よびし通信no.25  令和4年11月12月号 【笑てたらあかん!丁子麩の辛子和えは、怖い顔してこさえるもんや】  報恩講(親鸞聖人の祥月命日に行われる行事)と、おとりこし(報恩講の期日を繰り上げた家庭などでのお勤め)の時期が今年も巡ってくる。昔のおとりこしと言えば、それはそれは盛大に行われていた。村中の親戚や隣近所をよび、大勢でお勤めをあげていた。母は数日かけて十八~二十品の料理を作りふるまっていたという。台所は料理でいっぱい。大きな鍋やお鉢がいくつも並んだことを覚えて