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〘メインマガジン〙自由と開放を告げ知らせる【ヨベルの角笛】

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このマガジンはメインのマガジンとなります。 千載一遇の聖書研究サイトへようこそ! 心理を探求するあなたの訪問を心より歓迎します。 先入観を捨てて、聖書を素直に、廉直な思いで読ん…
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2023年8月の記事一覧

ダニエル7章の幻は「終末期限定」であるという証拠

この記事ではダニエル7章の時系列を再検証します。 《海から四頭の大きな獣が上がって来た。それぞれ異なる姿をしていた。》ダニ 7:3 そして続く節で、獅子と熊と豹が紹介されます。そして7節で実在するどの獣にも似ていない非現実的な獣が登場します。 《この後、私は夜の幻を見ていた。すると、第四の獣が現れた。それは恐ろしく、不気味で、異常に強く、大きな鉄の歯があり、食らい、かみ砕き、残り を両足で踏みにじった。これには、前に現れたどの獣とも異なり、十本の角があった。》ダニ 7:

「インマヌエル」の預言に関する真実

※この記事の趣旨: ■■「インマヌエル」についてネットであれこれ検索して調査してみましたが、どれも皆、キリストの誕生時の出来事に終始していて、西暦一世紀に成就した(過去の出来事)として片付けられているようです。 これでは、「インマヌエル」のいわばスタートの時点しか考慮しておらず本来の「インマヌエル」に関する神のご計画を見過ごしていると思われる点。 そして付随的に、今日でも、キリストの神性を認めない教派があり、未だ論争が続いている点においても、この「インマヌエル」の正しい

「地獄」の教理を改めて問い直すべき聖書的理由について

ところで、神が人を天国に召される目的は何でしょうか。 《あなたがたは、聖徒が世界をさばくようになることを知らないのですか。・・私たちは御使いをもさばくべき者だ、ということを、知らないのですか。》(コリント第一6:2,3) 《彼らは生き返って、キリストとともに、千年の間王となった。》黙示録20:4 端的に表現すれば「裁き人募集」です。 「世界を裁く」ことは確実にあなたの仕事になります。そのために召されたのですから。 天に召された人々は、世界を「裁く」役割が与えられます。「

「神経」の働きや目的から見る、人の痛みや苦しみに関する創造者の意図を探る

「なぜ、人生には苦痛や苦悩がつきまとうのか」というような言葉を一度ならず聞いたことがあると思います。 そうした疑問に対してあなたなりの解答を見出されましたでしょうか。 あるいは「キリスト教」では、神を知らずに死んだ人は、永遠に地獄の苦しみに責め苛まれると教えています。  ■「神経」に関する概要 さて、「精神的苦痛」という表現もありますが、ここは分かり安く、文字通りの物理的痛みについて扱ってゆこうと思います。 「痛み、苦しみ」を感じるのは何故ですか。それは言うまでもなく「

「万人救済」に関する聖書的根拠について

「万人救済? 何をおめでたいことを言ってるんだ! 気は確かか!」 あなたはこんな事を言われたことがありますか? 世の中にはすごい暴言を吐く人がいるものです。しかしそれにもめげず、今回はこれをテーマにしてみようと思います。 「万人救済主義」という言葉があるようですが、ご存知ですか。例えばこんな風に解説されています。 一口に「万人救済」と言っても様々な見解があるようですが、共通しているのは「すべての人間はすでに救われている」ということになっているようです。 まあそういうこ

あなたはクリスチャンとして、「悔い改めた」ことのある人ですか。最大級の悔い改めとは?

ほぼ一貫して「悔い改め」と訳される原語は(ギ語:メタノイア 名詞)で、この語は「メタノエオー」 という動詞から派生したものですが、その語の成り立ちは「ノエオー」という動詞に「メタ」という前置詞がついた複合語です。 「メタ」は、後に、後からという意味であり、「ノエオー」は考え、理解という意味の語です。 字義的には 「後で考える、後に理解する」。もっとも的確な訳は「後から考え直す」ということです。 つまり「考えを改める」ということで、言葉の本来の意味から厳密に言うと 心の問題

あなたは「狭い門」から入りましたか?

《狭い門からはいりなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこからはいって行く者が多いのです。いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。》(マタイ7:13,14 新改訳)  《努力して狭い門からはいりなさい。なぜなら、あなたがたに言いますが、はいろうとしても、はいれなくなる人が多いのですから。》(ルカ13:24)  まず、ここに少数グループと多数グループの2つのグループがあることが分かります。 「入ろうとする」(クリスチャンを自

終末/患難期の直前の世界情勢は、平穏/平和な状態にある

聖書預言については、様々な教団や個人が、様々な解説を行なっています。 少なからぬ人は、すでに終末が始まっていると捉え、獣の刻印はこれこれだとか、666はこれだなどと吹聴していますがそれらはすべて間違いです。 また、少なからぬ人々は、世界情勢が悪化の一途をたどり、エスカレートした頂点で混乱や苦難の絶頂として大患難が起きるとイメージしているようですが、その認識は正しくありません。 この記事は、基本的に世界情勢に照らした予測ではなく、私が聖書預言の研究を通して得られた情報をまと

ダニエル書の獣の「小さな角」とは何者ですか

「小さな角」とは終末期の最後の最後に現れ、短期間、猛威を振るう最後の支配者です。 《その雄のやぎは・・強大になるや,その大いなる角は折れ,その代わりに際立った四つの[角]が生えて来て,天の四方の風に向かった。 そして,そのうちの一つから,別の角,小さい角が出て来た。それは非常に大きくなっていって・・飾りとなる所に向かった。そして,その軍の君に対してまでそれは大いに高ぶり,その方から常供のものが取り去られた。また,その方の聖なる所の定まった場所は打ち捨てられた。》ダニエル