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タイで知らないおじさんに風邪薬もらった話

現在東南アジア周遊中で、今はタイのチェンマイというところにいます。

バンコクからチェンマイに移動してきたのですが、バンコク滞在中に風邪をひきました。

原因は、バンコクでスコットランド人に出会ったのですが、その人に日本食を奢ってもらって久々にお酒飲んで、しかも人生初のテキーラまで飲んで、ベロベロになって寝たせいです。

朝起きたら酒やけとエアコンで、喉が死んでました。

それなのに、次の日はチェンマイへの移動日で、風邪でへろへろなところ、12時間の寝台列車で移動しなくてはならないというハードスケジュールが待っていました。

寝台列車でチェンマイまで行く予定で、2等座席の空きがなかったので一番豪華な1等座席でチェンマイまで向かいます。

風邪だったので、本当に1等にしていてよかった、、と思いましたがまさかの2人部屋。タイ人のおばあさんも相部屋でした。
まだ咳とかなかったけど、とにかく1人になりたかったのでマジか〜と思いました(絶望)

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しかもすごい人懐っこいおばあさんで、タイ語で色々話かけてくれる。。笑
日本でもそうだけどおばあさんは万国共通でお喋り😂

でも体調が限界だったので、もう速攻座って寝ていたら、察してくれたのか、「もう寝る?」と聞いてくれ電気を消して早めに寝かせてくれました。感謝。

次の日も体調まだ悪く、しかも車内のエアコンのせいでお腹が痛すぎて、トイレに何回も駆け込んだ私。。マジでもう自分だめかも、と泣きそうになりました。

おばあさんは、イスに私を寝かせてくれたり、オレンジジュースをくれたり、最後降りる時スーツケースを引っ張ってくれたりと、ずっと優しくしてくれました。。感謝。

駅についてからも、体調が悪かったので、駅のベンチで横になっていました。

日本にいたときは、ベンチで横になるとか考えられなかったけど、もう余裕がなさすぎて寝るしか考えられなかった笑

そうしていたら、タイ人のおじさんがなってきて、初めて駅の人かな?なんか怒られるかな?と思ったけどそういう感じでもなく、タイ語でなんか色々聞いてくる。

おじさん曰く、若い子は向こうの駅の入り口近くで寝ているよ、と。

これも??って感じだったが、なんか色々言ってたのでおじさんのいう通りに場所を移動することに。

どうも、駅の職員さんに体調悪いことを伝えてくれたようで、駅の職員さんにも声をかけられるように。

しかし、とりあえず病院いくほどでもないので、もう少しゆっくりさせてもらうことにしました。

そうして、また駅で横になっていると、さっきのおじさんが来て(3回目)、正直また来たよ、、と若干思ったけど、どうも薬を持ってきてくれたよう。

私が寝ていた場所は、駅の入り口からかなり遠かったので、このためにわざわざきてくれたのだと思うと、本当に優しいおじさんだなぁと思いました。

最後には、体を大切に、お大事にね!と言ってくれて、おじさんはどこかに帰って行きました。

知らない人にもらった薬を飲むなんて!という感じだろうが、自分のためにわざわざ用意してくれたのが本当にわかったので、ありがたくしっかりいただきました。

この旅は、本当に色んな人に親切にしてもらったけど、本当に自分は生かされているなぁと思った瞬間でした。

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