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【新曲UP】アズライト feat. 京町セイカ

Lo-fiだけどキラキラしていて、バラードだけど疾走ロックしている、いろんな矛盾を抱えた曲です。
歌詞が物語になっていて、展開があるのでそれを表現してみました。
分厚いサビのコーラスや、ところどころ入るSEなんかが聴きどころになってます。
SEがどんな意味を持つのか考えながら聴くと面白いと思います。
とりあえず聴いてみてほしいです!
よろしくお願いいたします。

歌詞

暗い部屋の中でずっと上を見てた君は
君は僕に言うんだ。
「ボクも見てみたいな、輝く青い空――」

「ねぇ、お話して キミのさ、見た空のこと」
そうだね――今日は少し雲がかかり、
日が零れて、暖かく振り注いでたよ。

君の知る空はこの狭い部屋の天井で
寂しげに笑う君は空が見たくて
哀しいくらい白い肌が僕に語りかける。
「広い青空が、見たいんだ」

「明日の天気は大雨になるって。嫌だなぁ・・・・・・」
「あぁ、雨の音が響くの、この部屋にさ」
「それがさ、ボクに言うの」
「『部屋の外に大きな空があるよ、見て御覧』ってさ――」

いつか父にねだって貰った母親の形見
碧い鉱石を砕き水に溶かして
僕は君に空を見せたくて碧く紙を塗った。
濡れた紙は少し、破けた。

重ねた色はやがて淡く光を揺らした。
濡らした紙はやがて境界線をぼかした。

蝋燭に照らされた暗い狭い部屋の中で
君はそのまま深い眠りに落ちた。

僕は君に空を見せたくて碧く紙を塗った。
君は僕を見て、微笑んだ。

君が見ていた青空はきっと誰が見てたより、
優しく僕らを包んでいたことだろう。
壁に飾られた額の中の僕の絵の裏に、
小さな文字で、



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