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映画:あの花の咲く丘で君とまた出会えたら

私の視点

どの立場にたつか、どの世界のどんな価値観の中生きてるかで、考え方は全く変わるんだ

ざっくりあらすじ

母と口げんかした、高校生の百合がプチ家出したら、なぜか終戦直前の日本にタイムトリップ。当時の人々や特攻隊の人たちと交流を深めながら、成長していくお話。

おすすめポイント

主人公と同世代の学生さんや戦争映画が苦手めな方でも見やすい。

・きつい描写もあるにはあるけど、戦争が背景の映画としては比較的見やすいかと。暴力的なシーンなどなるべく控えめにしているように感じた。
・タイムスリップ&恋愛要素ありで、そういった点でも見やすいと思う。

個人的感想

序盤の主人公は母に対して反抗的すぎて、大人の立場の私からすると若干いらっときた。でも自分が主人公の立場(子どもの立場)だとすると、大人の事情なんて知らないし、周りと比べちゃうし反抗しちゃう気持ちもまあわからなくもないかな。

物語で一番印象的だったのは、特攻隊のあきらが「命が一番大事だろ!」みたいなことを思わず主人公に言ったこと。そっかー、わかってるんだー…と。

主人公は日本の未来がわかってるから特攻行くのやめてよーと歯がゆい思いをするんだけど、あきらの立場からするとそうはいかないんだね。当時の人からしたら、負けたら恐ろしいことが起きるって思っちゃうよなあと。その辺(負けるかもかもしれないけどやめられない理由)は映画終盤であきらが主人公に語っている。

どの立場にたつか、どの世界のどんな価値観の中生きてるかで、考え方は全く変わるんだなと感じることができた。


-自己紹介-

はじめまして、葉(よう)といいます🌿知らなかった世界を教えてくれる、映画が好きです。

映画の考察系は苦手です。よく考えたり、前半の内容をしっかり覚えてたりしなきゃいけないやつです。

ここに書いていることもあくまでそんな私の目を通して感じた内容、感想です。なので、「それは違うだろ!」ってとこもあると思います。

映画に関して「難しい」「意味不明」とかいう感想を持ってしまうこともありますが、それはあくまで私の目を通してそう感じてしまっただけだとも思います。要するに私にその映画を楽しむ器量が不足していたというだけのことかと。

私には映画は作れないし、映画を作る人や演じる人や映画に関わる人、すべて尊敬しています。

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