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食べ物への執着

■2022年(両親80歳)

12/2 
姉帰郷し、共に訪問 

母、割と元気。

12/3 
姉とみんなで訪問

12/4 
姉とみんなで訪問

12/9 
三女と訪問 

母、寝ていたが起こすとすぐ起きて立つ! 
いつもは起こしても起きないし、起きてもまたすぐ寝てしまうので嬉しくなる。

母のメガネが左側のベッドの下に落ちているのを見つける。
もはやメガネをかけていてもかけていなくても、見え方に変わりはなさそう。

父はまた窓の外を眺めていた。

12/12 
メンタルクリニックに今後も減薬してほしいと念押しのTELをしている。

12/14 
三女と訪問

父、途中で寝てしまう。

母、三女に執拗に差し入れのみかんを食べさせようとする。
嫌がる三女に動じず! 追いかけ回す。

別荘より報告あり、11月頃から母が食べ物への執着が強くなっているとのこと。
他の人のご飯にも手を伸ばしたり、厨房に入って食べ物を物色したりするという。
まだなにか食べたいという時の補助食(ゼリーやプリンなど、食べやすいもの)を用意してほしいなんて言われる。

信じられない。

確かに差し入れを持って行くと、何でも良く食べていたが、そこまでの執着を見せているなんて。

認知症の周辺症状として「過食」があるらしい。

「一時期には異常なほどの食欲を見せるものの、次第に食欲は落ち着き、やがて元に戻るのが一般的」とも。

認知症は色んな症状を引き起こすものだとつくづく実感する。

以前の母は、何でも「これ食べきれないから尚ちゃん食べて」と半ば無理矢理にわたしのお皿に乗っけてくるほどだった。

そんな食が細かった母だけに、人のものにまで手を出すなんて尚更信じられない思い。

一時的な症状であることを願うのみ。

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