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父の兄に面食らう

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父の兄夫婦、群馬よりはるばる来訪

父はとても嬉しそう。昔の写真アルバムに談笑する。

兄夫婦との会話では、とんちんかんながらも陽気に明るく受け答えしていたので、兄夫婦もそこまで衝撃は受けなかったみたい。

それに比べ、母の変わり果てた様子に衝撃を隠せない様子であった。

母は表情乏しく、ボーっとした感じ。

こちらはしょっちゅう会いに行っているから慣れてしまっているけれど、十数年ぶりに再会した兄夫婦には、まだまだ元気だった母の印象しかなかったわけで、それが一気に衰えた母の姿を目にして驚くのも無理ないだろう。

父の脳動脈瘤の話をすると、父の家系は皆血圧高く、遺伝かも知れないとのこと。

それにしても、父の兄の若さに驚く。

父の7つも上ということは、87歳か!

しっかりはっきりしていて会話も全く支障なし。背筋もピンと伸びていて、とても87歳には見えない。

聞けば、父の兄も随分前に認知症らしき症状を自覚した際に、自ら早めに認知症薬を始めていたとのこと。それが効いてるとか。

自発的に危機感を持って対処してるのがすごい。

父には(母も)そういった賢明な対応はまるで見られなかった…涙

兄弟でこんなにも違うものか。

嘆いても仕方ないが、あまりにもしっかりとした87歳の兄の姿に面食らう。

ラインも駆使していて、連絡先を交換しておく。

兄の奥さんも確か母と同い年だったと思うが、同じくお若い。全然変わっていない。

つくづく羨ましい思いで見送る。


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