孫の力
■2022年(両親80歳)
5月
留守電9回
5/1
姉帰郷し、共に訪問
留守電
「もしもし? もしもし?」と繰り返すのみ。
5/6
父 T病院 脳外科受診①
4/27の脳のMRIで見つかった動脈瘤らしきものについて、脳外科で詳しく診てもらう。
鼻の奥の真ん中に動脈瘤と見受けられるコブあり。現状1ミリ以下で小さい。
動脈瘤なのか、それとも血管が太く見えるだけなのか判明させるには造影剤を使った大掛かりな検査(副作用として腎臓を悪くする)になるため、あまりお勧めはしないとのこと。
コブを取り除くには、カテーテル手術になるそう。
半年後にまた経過観察ということでMRIを撮ることに。
診察中、父には医師の声があまりよく聞こえていない様子で、一体何の話がなされているのか把握できておらず。
だんだんイライラしてきたのかむくっと立ち上がり、「何をごにょごにょ言ってるの。何を話しているんですか?」「どこか悪いんですか?」と怒り出す。
それまで椅子に腰掛けて大人しくしていたと思いきや、いきなり怒り出した父に、医師はやや驚いた様子。
「お父さん、どこも悪くないって! 安心してね!」と何とか往なして退室。
その後、父はしばらくご立腹の様子で硬い表情だったが、同行していた三女の存在に気づくと、一気に顔がほころび、穏やかな父に戻る。
やはり孫の力はすごい。
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