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ノーマーク

■2023年(両親81歳)

12/29 
年の瀬に、父の異変 続き(6)

21:45 父、入院病棟へ移動

ここで施設長さんは帰る。

20:00頃からただただ待機していただけで、結局最後にストレッチャーで入院病棟へ運ばれていく父の姿だけ見届けるのみとなってしまった。

長時間付き合わせてしまってお気の毒な思い。

ご足労ありがとうございました。

すっかり誰もいなくなった暗い談話スペースで看護師さんより入院説明を受け、諸々書類に記入する。

とりあえず詳しい病状説明は明日主治医からということで、明日また連絡をくれるとのこと。

22:30 やっと終わり、帰路に就く。

※12/29手帳メモより

「父さん、ここにきてガタガタとダウン…。

これまでの衰えの症状は、肺から来るものだったのだろうか??

もう一体、なにが原因でなにがどこに作用しているのかさっぱり分からない。

認知症だから?

てんかん?

パーキンソン?

いろいろあって分からん!!

父さんの体のなかで一体なにが起きているのか?

なんで気づけばこんなにみるみると悪化しちゃんたんだろうね。

辿っても、もはや分からない。

ただただ生活していただけなのに。

ただただ生きていただけなのにね。

なんでこうなるのか。

これで本当に肺ガンだとしたら、びっくり仰天だよ。

父さんの肺なんてノーマークだったからね!!!」

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