見出し画像

【棚田で米。 Second Season_day4, day5】

[day4: 2nd June 2024]

〈 獣害対策の電気柵を設置します 〉
・今も設置していますが、冬場に痛んでいますので、補修をしていきます。
・春先はシカなどが苗の新芽を食べにきますので、それを防ぐためです。
〈 畦畔の草刈りをします 〉
・電柵に草が触れてしまうと漏電し、効果が半減するため、草刈りをします。

「仰木自然文化庭園構想 八王寺組オーナー説明会 資料」より

 前日(6/1)の井戸掘り作業に疲れ果て、終了時に「明日棚田作業ですね…」と独り言ちたひとりごちたところ、棚田フレンズより「え!?そうでしたっけ?」とのレスポンスを賜り、大勢で現場(棚田)に押しかけても他作業の方々の邪魔になるのではないかという大英断を下し、上記作業は不参加となりました(不参加としました)。(…よって作業報告はございません。あしからず。)
("井戸掘り"【日記】: https://note.com/yo_c1973111/n/n4525711aeba9


[day5: 16th June 2024]

〈 田んぼの中の雑草を取り除きます 〉
・苗も分けつして増えてきていますが、雑草も沢山生えてくるようになります。
・新しい根がどんどん伸びて肥料分をよく吸収するように、雑草をこまめに抜きます。農具は「手くまで」を使います。
・根に酸素を与え、水管理の効果を高められるよう、苗の間に溝をつける溝切りを行うこともあります。
・土の養分を補うために追肥をします。

「仰木自然文化庭園構想 八王寺組オーナー説明会 資料」より

 今年は昨年の猛暑を上回るとの気象予測があり、昨年の本作業を思い出し行く前から憂いに包まれておりました。朝起きた際は曇り空で”これなら大丈夫だろう”と支度をすすめるうちに、スッキリ快晴となっていました。
(昨年の作業報告: https://note.com/yo_c1973111/n/n859f9cbcf451
とはいえ、本日は3人での作業予定でもあるし、午前中だけの作業予定であるので何とかなるだろう。

会長からのお話。

  •  本日の作業は、水田内の雑草(おもにひえ)の抜き取り、丸めて泥の中に埋める。手植えした稲のラインから外れて1本くらいで生えているのが稗ですとのこと。稗と稲母の形状が似ています。

  • 本日の作業までに「クリンチャー」(稗用)という除草剤が散布されていて、葉の先が茶色くなっているのも見分ける要素のようです。

  • また水草(のようなもの)も水田内に多くあるので、これも除草。(ネットで調べたところ"コナギ"という水田雑草のようです。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%82%AE

  • 散布肥料は窒素・リン酸の”おうみゆうき1号”というものだそうです。穂がなる頃には”おうみゆうき2号”を再散布するそうです。

  • そして本日の除草作業の2~3週間後に水田内の水抜きを行うとのことでした。

会長によるご教示

さて実際の作業。
 ひえはほとんど見当たりません。多いのは”コナギ”(たぶんコナギ)です。水面下でまだ小さい状態ですが数はたくさんあります。昨年はこれが多く成長していた記憶があるので、こいつらを取ってゆきます。やり始めは、抜いては根についた泥をしゃばしゃば落とし、まめてポイっとしていたのですが、中々しんどい。そしてこの動作で足元周りは泥水と化し、水中がみえない…。
 作戦変更します。抜いて・しゃばしゃばは同じですが、それを水中に放置すると(根の泥が取り除けていれば)水面にぷかっと浮いてくるので、あとで浮かんでるこいつらをまとめて回収すれば効率が良いのではないか?しかも泥水中でも手探りで抜いていけるので、なお良しではないか?ということでこのやり方で進捗します。
 とはいえ暑さと中腰での作業が老体に応えます。回収作業は小さな熊手やレーキがあればよかったのですが、無いので手(および身体)。

水中に生えているコナギ(たぶんコナギ)


抜かれて水面に浮かぶコナギ(たぶんコナギ)


たぶんコナギはもういない


 畦の除草作業は、草刈り機でサポート農家さんにやってもらうとして。ただし今回のタイムラプス動画の撮れ高が少ない…。急遽草刈り機を借りてメンバーの方の草刈りを撮影することとしました。
 帰宅後撮影データを確認にしたところ、最後の一部がローバッテリーにより撮れてなかった…。やばい。編集でごまかせるだろうか?撮影用に作業してもらった方に申し訳なく…深謝いたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?