随筆|数あるカメラの中で、何故、僕はFUJIFILM-x100fを購入したのか
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みなさん、こんにちは。
noteの更新がだいぶ滞っていましたが、無事、復活です。今回は、僕が最近、手に入れたカメラ「FUJIFILM x100f」を購入するまでの過程と理由を簡単にお話したいと思います。
目次
|カメラを買った理由
|FUJIFILMを選んだ理由
|FUJIFILMの特異性とフィルムシミュレーション
|FUJIFILMと他のブランドとの差異
|物理ダイヤルに恋をした
|x100fとは
|x100fの魅力
|そして購入したx100f
|カメラを買った理由
買ってすぐに撮った適当な写真
カメラを買った理由から説明します。
結論から言うと、なんで買ったんだっけ?笑
気づけば手にしていました。元々、カメラが欲しいと願い続けて4年くらい経過したのちの購入だったので、それはそれは長い期間、眠らせておいた欲求でした。
僕は趣味と言えるものがありません。それを探していくうちに、選択肢としてあがったのがカメラでした。iPhoneで写真を撮ることは、昔から行っていましたが、画質であったり表現力といった要素に至っては、これは、一眼やミラーレスには劣ります。
Instagramが世に広まった辺りから、素人にも美しい写真が撮れるという事実に、僕の中での可能性を見出せました、「こんな僕でも、美しい写真が撮れるんじゃねえべか」という可能性を(僕は田舎出身です)
カメラという機材に、憧れを持つようになったのが、この辺りです。
|FUJIFILMを選んだ理由
下手くそすぎる謎の赤色検出機能試し撮り
キッカケは、noteのあるユーザーさんの言葉「やっぱりFUJIFILMの色味はいい」そんな一言でした。4年願った癖に、カメラの機種のことなど、興味も持てなかった僕は、漠然とした「カメラ欲しい」に胡座をかいていた状態で、調べもしませんでした。缶ジュースを買うような手軽さではないから、お金がない僕にとって、カメラを買うことはハードルが高かったのです。
カメラを買うことの現実味が帯びたのは、プライベートでのいざこざがあったのが、一番の要因です(詳しくは言わないかもしれない)。もう買っちゃえと。
「FUJIFILMは、色味がいい」
写真を撮る中で、そのカメラの特性である色味に定評があるのなら、色彩豊かな日常を、より素直に写してくれるのではないか、そんな淡い期待を、FUJIFILMに寄せました。それが大元のキッカケになります。
|FUJIFILMの特異性とフィルムシミュレーション
模索しながらいい感じに撮れたと思っている写真
フィルムを製造してきた歴史があるからこそできる物がある、それがFUJIFILM独自のフィルムシミュレーション。
フィルムを交換するように、それぞれの色合いを誰にでも簡単に映し出すことのできる機能が、FUJIFILMのカメラには内臓されています。このフィルムシミュレーション、単に、iPhoneのアプリやLINE、Instagramにあるフィルターをかけたような具合にするものではなく、あくまで自然に、その写真の雰囲気をぶち壊さないように、ひっそりと優しくその世界を彩ることを目的にしている、僕はそう感じました。
その自然な色味を、ファインダー越しで確認できるその快感は、FUJIFILMにしかできないだろう、その特異性に、若干、天邪鬼な僕は、強く惹かれたのでした。
|FUJIFILMと他のブランドとの差異
日中撮影 そこら辺にいた猫
FUJIFILMの色味の良さに定評があるという事実は知ることが出来たが、カメラ素人の僕には、それがどれ程の優位性を持つのか、体感として知ることは出来ません。何故なら、カメラを持っていないからです。
しかしながら、作例などを見て感じるのは、「何となく惹かれる」でした。単純に、FUJIFILMのカメラを所持するということにおいて、僕は、何故か自分の価値が上がったかのような(それは、イメージでしかないが)錯覚を持つのではないかと、購入する前からそのイメージの良さに惚れている自分がいたのです。
それは、カメラの外観もさることながら、独自性のある操作性にも通ずるものです。
|物理ダイヤルに恋をした
少しずつ操作に慣れてきた
FUJIFILMのカメラは、露出をコントロールする際に、液晶からそれぞれの値(ISO感度、シャッタースピード等)を設定するのではなく、物理ダイヤルで操作します。この物理ダイヤルのアナログな操作が、デジカメらしからぬ雰囲気を醸し出していると言いますか、他のデジカメのカメラブランドにはない楽しさであると、僕は睨みました。
デジタルとアナログ、この対比の融合に魅力を感じるのです。
そんな中、FUJIFILMというブランドの数あるカメラから、僕はx100fに興味を持つように。
|x100fとは
撮影3回目 古ぼけたコインランドリーの窓より
x100fは、x100シリーズの4代目にあたる機種になります。一眼レフや、ミラーレスカメラなどのレンズ交換式カメラとは違い、単焦点レンズが固定化されています。つまり、レンズが交換できないので、コンパクトデジタルカメラに位置することになります。
コンデジというと、カメラのレンズ部分がびゅいーんと伸びるものとイメージする方も多いと思いますし、僕もそういったイメージを持っていました。x100fは、そのコンデジの部類に属します。
かっこよくレンズをカチッと交換する所作が出来ないのです。デジカメの僕の中でのイメージは、まさしくそれでしたし、レンズを交換することの憧れも持っていました。しかしながら、僕はx100fを選んだのです。
|x100fの魅力
初めての夜間撮影 綺麗な色調にうっとりした
選んだ理由はいくつかあります。
1、気軽に持ち運べる
2、レンズ沼にはまることを懸念した
3、外観の良さ
4、ファインダーがある
5、所有欲が満たされそう
大まかに分けるとこの5つに分類されます。それぞれの理由につきましては、簡単に説明します。
1、気軽に持ち運べる
レンズ交換式の一眼レフやミラーレスカメラの場合、レンズと本体を組み合わせると、持ち運ぶのが苦になる可能性がある。荷物がかさばることで、カメラ自体を持つことが重荷になる場合がある。
2、レンズ沼にハマることを懸念した
多種多様なレンズに心奪われ、レンズを買い足していくうちに、どんどんレンズが増えていき、使わないレンズが増えることが勿体のないことだと思えてしまった。モノを持たない主義でもあるから、レンズ固定式のx100fは、僕のニーズとあっている。
3、外観の良さ
言わずもがな、クラシカルな外観に惚れ惚れとした。他の機種にはない魅力を感じる。
4、ファインダーがある
ファインダーを覗いて撮影することこそ、カメラの意義があると勝手に解釈しているが故に、それを満たすものの中で魅力に映ったのが、x100fである。
5、所有欲が満たされそう
このカメラの価格は、13万円と決して安くはない。他の機種と比べても、単焦点固定式なのに値段の設定が高めである。その事実が、むしろ逆にそのものの価値を高めているような気がした。
ずらっと書いていきましたが、殆どネットで得たユーザーのレビューから、自分に合ったモノを探り当てた時に、x100fが該当したというお話でもあります。
こう書いてしまうと、冷たく感じますが、自分に合っているということを、購入する前から感覚やイメージとして頭の中に残しておいた方が、買い物をした上で失敗が少ないのかなと、持論ですが僕はそう思っています。
いえ、FUJIFILMとx100fに対する期待や、所有後の自分の生活に対するウキウキした気持ちの想像は、これは、大げさなくらい自分にはありました。待ち望んでいたのです、カメラを自分の手で触れることを。
**|そして購入したx100f **
路地裏の雑多なモノ置場
財布の中に、20万円の大金を忍ばせ電気屋さんへ。
迷いもなくx100fの展示品の前に行き、祝購入に至りました(ちゃんと値引きしてもらいました。)
今の所、外出先で3回ほどしか使えていませんが、僕が懸念していたことや、x100fを持つことによる高揚感は、全部いい方向に向かったと思っています。
まだまだ慣れないカメラですが、これから隙あらばシャッターを切って、自分の人生の一部分にカメラの存在をねじ込ませていきたいなーと、そんな戯言を言いつつ、これを最後の挨拶とさせて頂きます。
興味ない方にとっては興味のない記事になりますし、販促を謳ったものでもないので、僕個人の価値観の掃き溜めになってしまっている感が否めません。ですが、少しでもいいなと思ってくださいましたら、また、カメラ関連の記事を書かせて頂きますので、その時にはまたお読み頂ければ幸いです。
それでは、バファリンが主食の未来は近いと信じて疑がわないなけがない田舎者でした。
したらば!!!!
いわゆる、駄文