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「3年➕半年」 4年 立林拓実


皆さんこんにちは。経済学部4年の立林です。

最後の部員ブログです。怪我で苦しんだ4年目について書こうか迷いましたが、みんなが想像する通りの内容になってしまいそうなので、今回はサッカーができていた3年間と今シーズンの約6か月の見学生活を振り返って自分なりの想いを書いてみました。空いた時間とかでいいので、ぜひご一読ください。


「全力かつ良い雰囲気でサッカーに取り組める環境形成に各々が寄与してほしい」

これが結論であり、国大サッカー部に対する想いです。


皆さんは良い雰囲気と良くない雰囲気、どちらが好きですか。

おそらくほとんどの人が前者を選ぶと思います。自分も雰囲気の良い練習が好きです。ミスを恐れずにプレーできるし、ポジティブな気持ちで練習に取り組めます。何より楽しいです。でも、実際はチームとして良い雰囲気で練習ができていることは多くないし、悪い雰囲気の練習や試合もあります。


今シーズン、自分はほとんどの時間、外から練習を見てきました。その中で、「雰囲気良くないなぁ」と思うことも何度かありました。それは、声が出ていないからなのか、強度が低いからなのか、上手くパスがつながらないからなのか、正直原因はわかりません。練習に参加してないから、プレーをしている人とはちょっと認識が違うのかもしれません。ただ、自分本位と分かっているけれど一つだけ言わせてほしいです。


「悪い雰囲気のまま何も修正しないでいいの?」


一概に、良い雰囲気が「絶対善」で、そうでないものが「絶対悪」だと言いたいわけではありません。なぜなら、良い雰囲気であっても、「楽しい」が優先され、強度が低かったり、やるべきことができてなかったりなど、良くない方向に進むことだってあります。一方で、雰囲気が悪いからこそ、現状のチームの課題が露骨に見えてくると思うし、これまでを顧みるきっかけにもなると思います。


ただ、その悪い雰囲気のまま、何も修正せずに練習や試合が終わるのは違うと思います。たしかに、個人としてのミスやチームとして上手くいかないことはあるでしょう。また、雰囲気は結果などの外部要因で悪くなってしまうこともあり、仕方がない部分もあります。でも、それを打開するために、何か一つでも次につながるアクションをしてほしいです。決して、現状を改善することに対し、諦めてほしくはありません。


では何をすればいいのか。わかりやすいのは声掛けでしょう。絶対量を増やすことも大事ですし、声のかけ方一つをとっても相手への伝わり方は変わります。また、全力でプレーすることだってチームの雰囲気を変える力があります。ゴール、シュートストップ、体を張ったディフェンスなど、ボールにくらいつく姿勢、そういったプレーで周りは勇気をもらえるし、前を向くきっかけにもなります。そして、こういった個人としてのアクションが積み重なり、チームに伝播することで、悪い雰囲気、嫌な雰囲気は一変して、チームが良い方向に進んでいくと思います。特に、サッカーは戦力差通りの結果には簡単にならないからこそ、良い雰囲気でプレーすることも勝利に影響してくるはずです。


今の国大サッカー部はどうでしょうか。正直、練習メニューだったり、誰かのリーダーシップや声かけだったり、好プレーなど、良い雰囲気を創るための火種はたくさんあると思います。ただ、周りに伝播しておらず、個人単位でとどまっている気がします。まだまだ一人一人のアクションが少ない、そんな感じの印象です。

一方で、少しでも悪い雰囲気につながらないような行動はできているでしょうか。練習中の振舞い、準備、移動、日常生活など、細かくは言及しませんが、一人一人振り返ってみてほしいです。まだまだやれること、変えるべきところはあると思います。


補足しておくと、「雰囲気」は目に見えない抽象度の高いもの且つ、個人によって善し悪しの認識に差があるものだと思います。だから、あくまでも個人的な意見だと思ってください。異論はあるだろうし、そもそも自分の認識が間違っているかもしれません。ただ、これをきっかけに、みんながチームの雰囲気とかを自分なりに意識して練習に取り組んでもらえればいいかなと思います。


長くなりました。ここまで読んでくださりありがとうございます。

今シーズンは残りわずかです。

個人としては、どのカテゴリーも良い雰囲気で練習ができて、チーム全体が一体感を持った状態で「関東」への切符を手にしてほしいです。そうなったら最高です。

そんな想いで自分は残りのシーズンはできる限りのことをやっていきたいし、みんなにもチームがより良い方向に進むための行動をとってほしいです。
国大サッカー部のみんなならできると信じています。

プレーオフ勝って関東決めましょう。

横浜国立大学体育会サッカー部 立林拓実



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