見出し画像

事務職から突然営業になり、途方に暮れましたが、なんとかやってます。

前置き


この記事は、2021年12月ごろの思い出です。


営業職から事務職に異動になる、って、結構よく聞く話だと思うのですが。
わたしはその逆で。
新卒から10年以上総務で働いて、突然の異動辞令で営業職になりました。
総務の仕事が大好きだったので、絶望したし、不安でたまらなかったのですが、色んな人に応援してもらい、たくさんの出会いに恵まれ、なんとかやっています。

でもまだ、総務の仕事を極めるという目標は、諦めておりません。
このnoteでは、そんなお話をつづりたいと思います。

朝イチで、上司からslackが飛んできて、ミーティングの打診が。


当時、社内は体制変更の真っ只中。

そんな時に、朝イチで上司からSlackのDMが届いたので、会議室へ。

出てきたお言葉は「営業部門の立ち上げを一緒にやってもらえませんか?」

一瞬でも考えたら、「無理、やです」って言ってしまいそうだったので、間髪入れずに、勢いをつけて「なんでもやります!会社員なんで!」と答えました。

新卒の時ですら「自分は、商談まとめたり、たくさんの人とやりとりするとパニックになるから無理だなぁ」と思って、事務職を選んだのに。

ここへきて、それも30過ぎて、まさかと思いました。

お先真っ暗な中、なんで総務の仕事が好きか、もう一回考える

総務の仕事は、会社全体を1ミリずつでも下の方から持ち上げる仕事だと思っています。

仕事に集中できる環境、自然とアイディアが生まれてくる環境が作りたい。

もともと高校の時に演劇部で裏方をやっていて。

たまに人手が足りないと演者もやったりしたのですが、当たり前ですが、わたしより上手い人は五万といるわけです。

こりゃあ、自分が無理して背伸びするより、上手い人をより輝かせる方が面白い世界が見れる、と思ったんですね。

みんな自分自身の業務を最適化することはできるけど、社内・社外のいろんな人の立場や感じ方を汲み取って、どうしたらいいか考えること、それをもとに現実を変えていくことができるのは総務だけだと思うのです。

そこからほんの一時でも離れてしまうことは、積み上げてきたものを一回手放すことになってしまいます。

呪いました。他のバックオフィスのメンバーは異動してないのに、なんで自分だけ、と思いました。しかも、部門の新規立ち上げかぁ、こりゃ結構手探りするだろうなぁ、とも思っておりました。

あの時、多分、「転職する」っていう選択肢もあったと思うけど、その時は「1回もやってないのに出来ない、っていうのもどうかなぁ。やってみてできなかった時に、ごめん、っていえばいいや」くらいの軽い気持ちだった気がします。

そんなこんなで営業になって2年間

最初は、リーダーと二人三脚だった営業チームもご縁があって3名になりました。

わたしといえば、苦し紛れで始めたTwitterでたくさんのご縁があって色んな人と繋がったり、未だに総務のコミュニティに顔を出してたり、もぞもぞと悪あがきしながら今日を迎えています。

2年やったけど、自分では、営業の仕事はあんまり上達してないなぁ、と思っています。

とはいえ、真に仕事ができるやつは、どんな環境でも結果を出す、とどこかで聞いたことがあります。

腐っていては状況は悪化するばかり。腐り癖がついたらまたやりたい仕事に巡り合えるチャンスの時に、ちゃんと向き合えないかもしれない。

そんな思いで日々を過ごしているところです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?