「今ここ」を積み重ねる

将棋には全く詳しくないんですが、藤井聡太さんの活躍はニュースなどで見聞きしています。先日は「第92期棋聖戦五番勝負」で初防衛されたんですってね。まだ18歳？でどんどん勝っていかれる藤井さん。飄々とした佇まいがなんとも魅力的でもあります。


facebookでどなたかがシェアしてくださってて
記者会見の記事を見つけました。

記者会見

彼は数値的な目標や将来のビジョンを追うというのではなく
それより一つ一つの対局の内容をよくしていきたいのだとか。

「結果ばかりを求めていると、それが出ないときにモチベーションを維持するのが難しくなってしまうのかなと思っています。内容を重視して、１局指すごとに新しい発見をして改善するというのがモチベーションにつながると思っています」記者会見記事より

勝ってなんぼの勝負の世界で「結果（勝つこと）」を追うのでなく、内容を重視する、新しい発見をして改善。この意識を保てるって「結果」だけが全てではないということがしっかり刷り込まれているように思います。今時の若い方はそんな思考パターンの方が多いのかしら。

目標達成とか、
望む未来を実現する
そのお手伝いをするのが「コーチング」

ですが、
結果を追う目標に向かって走り続けるやり方は
私自身が一番苦しんだやり方です。

もうね、ほんといや。
私はすぐヘタレてしまう。

もちろんこのやり方が
合う方もいらっしゃると思うので
あくまで「私は嫌」なだけです。

けどほんと嫌w
ええ、ええ、ヘタレます。


いつまで経っても
目標は目標でしかなく、
いつまで経っても目標は自分の前にあり
常に「足りない自分」で走り続けるしかありませんでした。

だんだんコンプレックスしか見えなくなり
結果が出ない自分を貶めたくなる。

そこそこいい成績出してても
だめ、まだ足りない！！って
自分で自分のお尻叩いてしまう。

その結果自滅。
日々イライラするし
誰かに当たりたくなるし
何より毎日が全然幸せじゃない。

今ではそうではなく
結果のためではなく
目標は立てるけど脇に置いて

今日1日「今ここ」この瞬間を
どれだけご機嫌で納得できる内容で過ごせたか
自分で自分の1日を満ちたものにできるか。


そのほうが大切だと思ってます。

満ちた自分での日々を積み重ねる。

気がつくと
「求めた結果」「望んだ未来」に自分がいます。

そして更には
「求めた結果」や「望んだ未来」以上の想定を超えた結果や未来に自分がいることに気づくでしょう。

今時、日々起こることは想定をはるかに超えることも多く…
目標に向かって計画なんて立てても
その修正は日々刻々必要で。
（未知のウイルスも自然災害もますます想定不可能）

それより何があっても
その中で今日1日を充実させて生活し
寝る時「ああ良い一日を過ごした」と毎日眠りにつく。

うまくいったとか、
何か結果出したじゃないですよ。
「今日もよくやりました」

一局一局の内容を大切に将棋を指すように
一日一日自分の大切にしたいことを大切に生きる



例えばお仕事だったら
一つ一つの内容を大切に仕事をする

大切にしたいことを大切に子育てする

大切にしたいことを大切に家族と過ごす

大切にしたいことを大切にできていると
毎日は充実しご機嫌で過ごせます。

大切にしたいことを大切に。
やっぱりこれに尽きるな。

藤井さんだってそりゃしょっちゅう勝つけど
負ける時だってあるわけで。

勝ち負けに一喜一憂しない
静かな佇まいは10代には見えませんw

深いところに静かな軸があるように感じます。
素敵。

みなさま今日もご機嫌な1日を。

いつも最後までお読みくださってありがとうございます。

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