<YNSの取り組み紹介>フィリピン拠点のマネジメントチーム
こんにちは。
日本とフィリピンの2拠点で活動しているソフトウェア開発会社のYNSです。
本日はフィリピン拠点のマネジメントチームについてご紹介します。
フィリピンメンバーが主体となった組織改善を行いたい
今年の2月、フィリピン拠点にてマネジメントチームを発足しました。
フィリピン拠点の人員増に伴い、フィリピンメンバーが主体となって組織の改善や課題解決を進めていけるような体制にしていくための取り組みです。
チームには2名が所属。以下の活動範囲のもと、日々の業務を推進しています。
現在は取締役の川上がチームのマネジメントをサポートしていますが、ゆくゆくはメンバーだけで運用できるようにしていきます。
これまでの活動(一例)
チーム発足から約8か月が経過しました。これまでの活動の一例をご紹介します。
教育(Skill enhancement)
・新入社員向け教育トレーニングの業務フロー及びコンテンツの改善
・マネージャーの育成
・スキルアップを目的とした各種ワークショップの立案と実施
・スキルシートによる各エンジニアのスキルの可視化・共有化
採用(Recruitment)
・フィリピン側採用活動の業務フロー改善
・コーポレートサイトを採用に特化したサイトへリニューアル(実施中)
開発業務の改善(Development process improvement)
・テストフェーズで利用するドキュメントの標準化
・自動テスト仕組みづくり及び導入
従業員エンゲージメント向上(Improve employee engagement)
・従業員の意思を尊重した、オフィス勤務に関するルール決め
・メンバーの評価フロー改善
担当者インタビュー
マネジメントチームに所属するお二人に、話を伺いました。
1. Gさん
彼は代表の山崎のブログでも紹介された、創業から在籍するメンバーです。
ーこれまでの成果やがんばったところは?
最も注力したのが採用です。「今年中に従業員を100名体制にまで拡大したい」という経営陣の意向を受けて、採用プロセスの改善に取り組みました。これまであらゆる調査を行い、最善かつ最速の方法を選択してきました。
パンデミックの影響で困難もありましたが、現状、従業員数が約80名と達成に近づいています。今は量より質にフォーカスした採用プロセスの見直しを行っています。
ー反対に、むずかしさや課題を感じしているところは?
マネージャーという役割は自分にとってはじめての経験で、配属当初は視野が狭く、見通しを立てる力が強くありませんでした。セルフトレーニングを積み、今は社内の課題を見つけ改善に導く活動にフォーカスできていると感じています。
ーこれから取り組みたいことは?
今後、自分自身で起業できるほどのマネジメント能力を身に付けながら、YNSが目指すゴールを達成していきたいです。
2. Mimiさん
”Ma'am Mimi”という愛称で親しまれている、古参のメンバーです。
ーこれまでの成果やがんばったところは?
WEBサイトのリニューアルです。コンセプトメイキングからコピーライティングまで、リニューアルに関わる全ての業務が初めて行うものだったので、困難も多くありました。しかし元来挑戦を好む性格で、困難に直面したときこそ生産的に感じるので、今回の機会をいただけ嬉しかったです。同僚たちが助けてくれたおかげで、テストアップまでたどり着くことができました。
ー反対に、むずかしさや課題を感じしているところは?
Gと同様、マネージャーという役割そのものがチャレンジングでした。私はシャイで、人に何かを依頼するのが苦手です。また依頼れたらNOと言えない性格でもあります。業務を適任者に任せることはマネージャーに求められる能力の一つでもあるので、今も自身の改善を行っているところです。
ーこれから取り組みたいことは?
マネジメント能力だけでなく、技術面でのスキルも怠らずに磨いていきたいです。将来的には自分に貯まった知見や経験を、若い世代にシェアしていきたいです。
会社が家族であるように
チーム発足の背景として、「メンバーが主体となって、自らが所属する組織を改善していく体制にしたい」とご紹介しました。そこには、「会社を家族として考えていきたい」という経営陣の意向があります。
フィリピンでは仕事よりも家族を大切にする風潮があります。日本で生まれ育った人からするとカルチャーギャップですが、だからといって無下にするのではなく、その風潮を大切に、理解したうえで、会社もまた従業員にとって家族と思ってもらえるような環境づくりを大切にしています。
など、個々の従業員が一人の人間として認められ、受け入れられる環境があってこそ、会社に居場所を感じ、家族のような関係性を築くことができると考えています。
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