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トマトそうめん

世の空気が暖かくなってくると無性に食べたくなりますのが「そうめん」。
無論、カツオの風味を全面に押し出したデザインのど直球麺つゆでも、それはそれであの夏の思い出を思い起こして涙が落ちそうになるのですが、今回は洒落っ気を出しまして夏野菜界の「王」ことトマト先輩に一肌脱いでいただきトッティも顔負けのイケメンに仕上げましょう。さあ台所へ、レッツ&ゴー。

用意いただきますのはそうめん、麺つゆ、トマトジュース。しかしまあそうめんってやつは価格に比例して「つるり感」と「コシ」に雲泥の差が出ますのでケチらず良いものを選びましょう。未来の胃袋への投資です。ちなみに我が家では長崎の江越製麺所さんのダイヤモンドプレミアム素麺を使ってます。

名前はケバめですが水の精製からこだわり、細く強くしなやかに仕上げた麺職人渾身の逸品です。喉越しの滑らかさは圧倒的で、エロティックさすら漂わせます。もはや芸術の域。

さて、工程は至ってシンプルです。
1、そうめんを茹でる。
2、麺つゆとトマトジュースを1:1で割る。
以上。

お好みでブラックペッパーやEXオリーブオイルをちょい足し、レモンをキュッと絞るのも大変によろしいです。ちなみに胡椒のおすすめはクラタペッパーさんのカンボジア産のブラックペッパー。

香り高く、辛みのキレが最高です。やはり調味料に良いものを使うだけで料理の完成度が残酷なほど上がります。

さあ、ひと手間加えれば平素と違った魅力が溢れ出す、計り知れないポテンシャルを秘めたそうめんを春夏通して存分に楽しみましょう。


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