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キャロットラペオとコーヒー泡盛

「しりしりー」っていうのはどうも沖縄の言葉らしいですね。語源はおろし機ですり刻む「すりすり」だとか言われているそうですが、しかし沖縄の言葉っていうのは面白い。独特の世界観がかなりツボです。

中でもびっくりした時などに口走る、
「あぎじゃびよい!(ええっ!?)」とか。
それ、毎回言うの大変じゃないかい?と聞きたい。非合理的。しかし、心に響く人なつこさ。愛すべき琉球王国文化。沖縄いきたい。ミミガーハイサイサータアンダギー&ルートビア。

さて沖縄のトレンディなお酒といえば「コーヒー泡盛」。ご存知でしょうか?現地ではコンビニで販売されている程にポピュラーな飲みものだそうで。聞いた時には耳を疑いましたが面白半分で作ってみるとあぎじゃびよい。コレが実にテイスティ。

泡盛にたっぷりのコーヒーパックを漬け込み1〜2日、濾して完成。オンザロックも良いですが、水割りでalc.5〜7%でいただくのがオススメ。浅煎りの華やかな香りのコーヒー豆で作るのが私は好きでした。シングルオリジンの個性のある豆の方がグルーヴ感が出て面白い印象でした。是非お試しあれ。

そして我が家でも年齢問わず好評を得るキャロットラペ。こちらも簡単です。

にんじんをしりしり器でしりしりーして、柑橘とマスタードで和えるだけ。レーズンをぱらりとすれば洒落が効き、少量の黒胡椒でオトナの色気が出ます。柑橘は苦味少なく酸味の背筋がシャキッとしたやつ、マスタードは半つぶしの発酵してるやつが望ましいですが、別に無ければないで成城石井あたりのちょっと上質なドレッシングでも問題ないように思います。

3〜4日は食卓を色鮮やかにしてくれますし、弁当にお入りいただいても大変結構。週末の夕暮れに散る花眺めつつ軽めのワインと洒落込みたい一皿。オススメです。

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