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#9🖼️ 写真の種類について

noteを始めたばかりという事もあり、記事を出したい欲と、いろいろ書きたい事もあるのだが、今日は
カメラ機材の話ではなく写真の話をしてみようと思う。
いつもよりかなり短く、精神論的な話になるので興味ある人は読んで頂けると嬉しい。



私が思う写真の種類について

あえて私がカテゴライズするのであれば、写真は5種類に分かれると思っている。
ここで重要なのは、私が分けるとするならばという事なので、分けようと思えばもっと細分化もできるしこの分け方以外が不正解という訳でもない。押し付ける気も無いという前提だけはご理解頂きたい。


XF23mmf1.4r X-t3 

①業務的な写真

例えば工事現場で作業した場所を記録するとか、車のタイヤ交換の際にホイールに傷を付けてない証拠として前後で写真を撮る、雑誌広告、物販の物撮り、インタビュー記事の写真、というものがこれに分類されると思っている。
基本的にはボケは不要でありパンフォーカスでシャープ、色が変な方向に転ばない見たままの色味が大事であると思う。
インタビュー記事やモデル撮影だと、今度は一転してボケや肌色の調整、ライティングの技術等が必要になってくると思う。
ただ、私はそんな世界に身を置いていないので、これは想像しているだけで現場で働いている人からするとかなり見当違いな事を言っていると思う。
なんとなくニュアンスが伝われば良いかなと思っている。


仕事でカメラを使う事は私は無いので
なんとなく雰囲気だけでもそれっぽいやつを
貼っておく。
寝顔が可愛い。

②専門的な写真

①と多少被る内容にはなるがその中で専門的な分野に特化した写真である。
例えば、極寒極限の地で野生動物やオーロラ、風景などの写真を撮る。長い年月をかけて1個体の野生動物の一生を取り続ける。

動物園だからこそ安全に撮影ができるが、
野生動物と向き合う写真家やカメラマンの方には
尊敬しかない。


③芸術としての写真、作品としての作品

これは多くの写真家達が残して来た写真がこれに該当する。写真がメインというよりは、伝えたい事やテーマがまずあって、それを表現する手段が写真であるとも言える。定義をどこでするか難しいところだが、ここでは表現したいテーマがまずある事と、人に見せる事を前提とした写真という事を定義とする。
モデルさんに依頼してのポートレートや、ストーリー性を感じさせる写真等が特に多いと思う。
作品撮りは仕事とは違うのか?と言われると依頼主が居るかいないかが大きいと思う。
依頼主が居て自分の好きなように出来なければ、それは仕事になると思う。
0か100だけでは語れないケースも勿論あるだろう。



モデルに依頼してのポートレートはした事ないので
猫さんの写真で代用
マニュアルフォーカスにて撮影


④日常的に風景を残す写真

これは単純に日々の記録を残す為の写真である。
思い出を残す写真とも言える。ボケていたり、シャープじゃ無かったりしても、ブレていても良い。
何故なら、人の頭の中にある記憶がメインであり、写真はそれらを呼び出す為のキッカケに過ぎないからだ。なので、他の人が見てもわからない意味不明な写真でも、ちゃんと思い出が詰まった写真として成立していたりする。
昨今では、SNSの普及により各々の思い出をシェアする事も増えたと思うが、基本的には自分や家族、友人等の親しい間柄にのみ見せる事を前提とした写真である。
日常っぽい作品写真との区別は難しいところである。
じゃあ、SNSにあげている写真は全て日々の日常写真とは言えないのか?と言われると文章にするのは難しいかもしれない。
子供の成長記録やペットとの日常等がわかりやすいと思う。

他人から見ると意味不明でも本人達に撮っては
良い思い出が詰まっていたりする。
タイムカプセルのようだ。

⑤カメラという機材を使う為の写真

これはカメラが好きか写真が好きか、という話にもなるかもしれないがカメラが好きで、写真を撮る理由はないけれどシャッターを切りたくて撮られた写真である。別に撮る程のものでも無いけどせっかくカメラを買ったから撮りたい。
作品と言うわけでも、日々の記録というわけでも、お仕事でも無いけど、SNSにアップする訳でもないけど、好きなカメラを買ったから使いたい。
こんな具合がこの部類になると思っている。
カメラの部分はレンズやフィルムに置き換えてもいいかもしれない。



なんでこれを撮ったのか自分でもわからない写真。
新しく買ったカメラを試す為だけに撮った。

カメラ沼やレンズ沼の人間にはこれは多いかもしれない。

時間とともに変わる価値

先ほど私なりに写真を分類してみたが、最後にこれらは時間と共に価値や種類が変わるとも伝えておく。

どういう事かと言うと、最初はSNSにアップするつもりではなかった日常の写真だったが、数年後に見直すと作品として作りたくなった。

誰にも見せるつもりもなく、カメラを使いたいだけの写真だったが、カメラを手放した後自分には大事な思い出の写真になった。

このような具合に、価値は変わるものだと思う。
そうなると写真の種類を分ける意味も無いかもしれない。

でも、自分が今撮っている写真はどれになるだろう?
自分はどんな写真が撮りたいだろう?

そう意識してみるのもたまにはいいと思う。



私の場合は

私は日常写真が撮りたくてカメラを始めた。
そんな中で良い写真が撮れたら、特に誰かに見せるつもりでしていた事ではないけれど誰かに見てもらいたくなった。
家族や友人とは写真を良くシェアしている。
たまにプリントもして部屋に飾ったりプレゼントしたりもしている。
そういうのも楽しいものである。

ただ、カメラ好きな人はあまり居なかったので、SNSでこんなnoteを書いたり写真を少しだけだが投稿してみたくなった次第である。

あとはカメラ自体も好きになり何故かカメラもレンズも増えてきたので、せっかくなら好きな事を語りつつ、こんなカメラも持ってたよねと手放した後も楽しめたら良いなと思ったのだ。




このnoteであげる写真は基本的には
日常写真というよりは、⑤の分類に
あたる写真ばかりになると思う。


今回も読んで頂きありがとうございました。


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