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なぜそのお店は繁盛しているのか?その1

世の中には飲食店、レストランの類いはあまたあります。
和食、フレンチ、イタリアン、中華など数えきれません。

繁盛しているお店と繁盛していない店は何が違う
のでしょうか? その理由を探ってみました。

私は会食をするために、いろんなお店に行きます。
ある時は接待、ある時は仲間と、ある時はお気に入りの女子たちと、
ということになります。

こういうことは、個人的な好みもありますから、分析するには
なかなか難しいことがあります。

味はもちろん、雰囲気、コスパ、立地、店員さんの対応など様々でしょう。マーケット資料やSNSの口コミなどはあまり当てになりませんので、ある時女性に聞きました。

「そのお店が流行っている理由は何?」と聞きましたら、

美味しいのはもちろんですが、「トイレが綺麗」という話しがありました。
その人だけではなく、尋ねたうちの何人かの女性がそう言いました。

過日展示会があり、閉会後仲間たちとオヤジのよく集まる新橋の居酒屋に
行きました。ほとんど例外なく言えるのは「お店のトイレが汚い」という
ことです。

しかも男女共用のところも普通にあります。これは女性なら嫌がる理由の
一番に上がるでしょうね。
その行ったお店は確かに、女性の姿は少なかったようでした。

以前ヨーロッパへ出張にときどき行っていましたが、特にドイツ
などはどこへ行ってもトイレは綺麗だった記憶があります。
町外れのガソリンスタンドへ行っても、まずトイレが汚かったと
いう経験はありません。
ただウォシュレットはヨーロッパではほとんどありませんが・・・

脱線しますが、ウォシュレットが普及しない理由はいくつかあり、
まずトイレに電気のコンセントがないというのが一番の理由だ
そうです。二番目は水が硬水でキレイ(石灰分が多い)ではないので、
パイプやポンプが詰まる可能性が大きいということを聞いたことが
あります。

どうして日本の飲食店はトイレが汚いところが多いのでしょうか?
おそらく「トイレは儲けを生まない」とでも思っているのでしょう。
コストになるから、極力省きたい?

断言しますが、トイレは儲けを生みます。トイレが汚いと
その店には行きませんから、それだけで売上のみならず、利益も
失っています。それがわからない経営者は退場してほしいですね。
いわゆる、「機会の損失」ということにつながりますから・・・

私は、特にアジアには旅行や出張には行きたくありません。
なぜならトイレが汚いし、水道の水が飲めないからです。
したがって、中国、韓国、インドなんかは論外です。

北京の北京ダックで有名な店に連れて行ってもらったことが
あります。店構えは立派でしたが、トイレ(座るほう)に入ったら
なんと、「う○ち」が四方八方にべったりついているのです。
一気に食べる気を失い、早々にホテルに戻り日本人の同僚と、
ホテル内のレストランで、食べ直ししました。

また、銀座のユニクロ本店なんかも、あれだけの階数があるにもかかわらず、トイレは男女一箇所しかありません。(数年前の話ですが・・・)

そういうトイレにお金をかけないところへは、私は行かないことに
しています。もっと衛生観念や利便性(まさに利「便」性です)の
向上のために、人が集まるように、お金をかけてトイレを綺麗にしては
いかがでしょうか? 

お店の売り上げは、店内での滞在時間と比例関係を持っています。
トイレにお金をかけないのは、さっさと買って、さっさと退店して
ほしいということなんでしょうね。

という今回の話しでした。

その2は、「路地裏 奇跡の繁盛店」の話題です。ご期待を!

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