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グローバルってなんやと思う?

今世の中で叫ばれているグローバル化.ひと昔では考えられないほど国境を超えるのが簡単になってきています.さらに国や企業が成長していくために海外に進出することが必要になってきました.

ここでグローバルとは何ぞやという話をしたい.皆さんはグローバルに交流することについてどう説明しますか?圧倒的に聞く答えがこれです.

英語をしゃべることのできる人

TOEICの点数が高い人

こう答える人が結構います.だから英語をしゃべれたり,TOEICの点数が高い人によくバカにされるのですが(笑)しかしながらこの考え方はナンセンスだと思っています.確かに英語をしゃべることができたり,TOEICの点数が高いというのは国際交流するうえでアドバンテージになることは間違いないです.ただ,それは手段にすぎないと思っています.

僕は大学3回生のころから国際交流に取り組んできました.その始めたきっかけとしては,自分の見る世界が狭く感じていたからです.自分の視野を広げ,考え方をより幅広く,より柔軟にしていきたいと考えていました.しかし,最初のうちは英語をしゃべることもままならず,TOEICの点数も500点ちょっとという有様でした.

その中で,3回生の夏にアメリカに一人で行って,現地で多国籍の外国人たちと合流し,その人たちとバスで西海岸を回りました.やはり直接様々なバックグラウンドのある人たちと交流したかったのですごく魅力的でした.

いざ行ってみると英語が思うようにしゃべれないため,最初の方は思うように交流できていなかったと思います.その中で,ある夜にバーに行ったのですがこれをきっかけに僕に注目が集まるようになりました.そのバーにはロデオがありますが,そのロデオのパフォーマンスをうまくできたことで注目が集まりました(笑)さらに2軒目のバーでクレイジーにダンスしたので一気にみんなが絡んでくれるようになりました(笑)

やはり海外では自己主張することが大事になってきます.やはりプライドを捨てて自分を示していかないと周りが自分を理解しようとしてくれません.日本では出た杭は打たれますが,海外では出た杭は受け入れられるのです.(海外といってひとくくりにするのは厳密には間違っていますが).むしろ杭を出していかないといわゆる「使えない人」になります.

みんなはぼくが英語をしゃべることができないことが分かっていたので,その分いろんな配慮をしてくれました.それと別に言葉がなくてもいじることができますし,いじられることもできます(笑)言葉が通じなくても人間として向き合ってくれいるんだなと感じました.

そして英語を使う機会が増えるので,だんだん英語が聞き取れるようになり,会話も徐々にできるようになってきました.もしそのまま一か月程度いたらある程度英語をしゃべれるようになっていたかもしれません(笑)アメリカ旅行の最後の方には簡単に自分の考え方を相手に伝えたり,相手の考え方を聞くようになりました.正直みんなと別れるときは日本に帰りたくないと思ったほどです(笑)

日本に帰った後も英語の勉強をつづけました.さらに大学には留学生がいますので,国内でも国際交流ができます.その後は留学生たちと遊びに行く企画をしたり,飲み会の幹事をしたりなどして,その都度英語を使いながら国際交流をしていました.やはりこの時も英語を流ちょうに操れるわけではないので,その都度英語の表現を調べたり,より簡単に企画して人を集められる方法を模索したりしました.そして普段から積極的にコミュニケーションをとり,なんとか相手の考え方を理解したり,自分の考え方を表現したりしていきました.このことで相手から信頼を得られるようなったため,相手から遊びの誘いも頻繁に来るようになりました.

今では簡単な会話ならできるようになり,TOEICの点数も700点近くまでとれるようになりました.さらに,英語力を上げていきたいと思っています.

これで分かってきたと思いますが,英語をしゃべれる人またはTOEICの点数が高い人だけが海外の人とコミュニケーションをとってプロジェクトを完遂できるわけではということです.実際に英語をしゃべれて,TOEICの点数が高くても,自分からコミュニケーションをとらず,自分で責任をもって企画をしない人をたくさん見てきました.こうなると意味がないですよね.インプットをいくらしていてもアウトプットしなければ何も生まれません.インプットをしていた時間が無駄です.おそらくグローバル人材とは以下の人のことをいうのではないでしょうか.

相手の価値観を理解しようとする人

自分の価値観を相手に理解してもらおうとする人

お互いの価値観を理解したうえでプロジェクトに積極的に参加する人または自分でプロジェクトを立ち上げて完遂する人

海外では自己主張を積極的にする人が重宝されることが多いため,やはり自立という言葉がキーワードになってきます.このことを本質的に理解することは大事なことだと感じています.日本人は相対的に自立をうながすというところで弱いと思うので,なかなかグローバルの本質を理解できている人は少ないと考えています.(僕が本当に理解できているかといえば疑問が残りますが,自立することがどういうことなのかを考え続けていきたいと思います).

この自立のキーワードについてはまた別日に書きたいと思います(笑)

もしグローバルについて考え,意見のある人がいれば僕に伝えてくれるとありがたいです(笑)

今日も読んでくれてありがとう.Goodbye!!




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