「成長」とは - 社会人2年目おわりの景色
成長とは何だろうと考えた一日だった。とりあえず今日のうちは、「成長=経験の数」という答えにしておこう。
今日は雪が降っていた。青山にある客先にアポがあり、車を運転して向かった。助手席に先輩を乗せていく客先訪問は過去にあった。でも雪の日。ハンドルを握る手が固くなった。雪の日の仕事の運転は初めてだった。
帰るとUKのメーカーから返信があった。RFQ (Request for Quotation) してその返信が届いたのだが、その内容がこちらが望んでいたものと違った。
当初、ぼくがUKに送ったのは
「①ーーーーーー
②ーーーーーー
③ーーーーーー
の見積もりをお願いします。
顧客は●●をしたいようです、
④もし他に必要な構成品があればそれも含めてください」
のような感じだった、こうお願いした。
だが、UKから届いたものは①②③だけのQuotation。こちらの予想では、「④に対する返信や①②③以外の部品は必ず必要になる」と考えていたので、すれ違いが起きたようだった。
意外と海外メーカーは適当だ。だから、日本人が日本人にメールを送るときよりも、日本人が海外にメールを送るときのほうが、神経を尖らせて作文する必要がある。
困ったので先輩に相談した。先輩に添削された。先輩は「最初に顧客がやりたいことを述べて、これを叶えられる構成品は以下で合っていますか?という聞き方がよいです」「おそらくメーカーは①②③の見積だけ必要だと勘違いしたんだね」と伝えてくれた。
成長を感じた。なぜなら、いつもはさらっと流す業務に、イレギュラーが発生したから。イレーギュラァァァアア。
さて、このようなイレギュラーの重なりをもって、経験が増え、成長と言えるのではないでしょうか。
以上
外資系専門商社でBtoB, BtoG営業をしています。さまざまな社会問題や身の回りに起きた出来事を発信しています。「新しいモノ・コトで人々の生活を豊かにする」