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Jリーグ 第3節 ベガルタ仙台×浦和レッズ マッチレビュー

7/8 (水) 18:00 キックオフ @ユアテックスタジアム仙台

浦和レッズ。クラファン1億達成後、初戦。1億の重みを背負った男たちの戦いの幕が切って落とされたっ...(重い)

3回寝たらまたまたリーグ戦。幸せの毎日をひしひしと噛み締めながら書いております。今日(7/8)にプレビューを書いていたので、なんとも書きづらい...

スタメン

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ホームとアウェーの位置間違えました。笑

ホームの仙台は、なんと前節から7人のスタメン変更。前線3枚は総とっかえです。そりゃスタメン予想も当たんないわ。笑
また、練習復帰報道が出ていたスウォビィクは今節はベンチ外。さすがに間に合わなかったみたいです。
古巣対戦となる関口は、IHでの起用。浦和ではサイドが主戦場だったので、どのような姿を見せてくれるか楽しみでもありました。

アウェーの浦和はレオと健勇の2トップ。仙台キラーの興梠はベンチスタートとなりました。また、右SHにはファブリシオが抜擢。関根のコンディションがイマイチなのか、驚きの起用でした。
また、あまり大幅なターンオーバーは行わず、基本的には前節と同じ布陣でした。

ちなみにこの試合で健勇はJ1通算200試合の出場。

戦評

この試合はプレビューで予想した通り、浦和が握る展開が長く続きました。と言っても、仙台側が浦和にボールを「持たせていた」印象です。もしかしたら、木山監督にファイナルサードのクオリティがバレていたのかもしれません。ミドルサードまではしっかり撤退し、4-5-1で迎撃。わかりやすかったと思います。

仙台の狙いとしては、おそらく両WGを基準としたカウンターです。浦和が保持時、さらには崩しに入った時に配置のズレが起きることを利用したカウンター。浦和のここの問題は、開幕3節終えた今も変わってないと思います。

ビルドアップの面では、デンの持ち上がり、柴戸の楔、健勇の狭いスペースでのターンなど良い点が多く見られました。
ファブリシオのスタメン起用は何だったのだろう...
押し込んだときの3トップ化を期待したのかもしれないですが、それにしてはクロスを上げまくるだけの設計も足りず。そもそもファブリシオの強みはある程度のレンジからでも飛ばせるミドルシュートなので、その点ではカットインができる左SHの方がうまくいきそうだし。ブロック守備ではファブリシオ-柏木間のチェーンもガバガバでしたし。早い時間で交代ですし。
うーーーん謎。だれか感想なり、意見なり、教えてください...。

得点シーン

まずはレオナルドの1点目。
ほぼ山中とレオの個人技。笑

ただ、リスタートから山中の偽SB →広いスペースの汰木→オーバーラップの流れがよくできていたと思います。やはり今シーズンの強みは左サイドだな、というのを再認識しました。

次に興梠の2点目。マリノス戦から狙っていた対角へのロングパスのセカンドボールを拾ったところから。
(→まだ、確信はないですが、この太字の部分を意図的に行っている可能性が出てきました。いわゆるゲーゲンプレスに近い物。)

関根お得意のタッチ数多いドリブルから、深さを作った興梠と手前受けようとしたレオがいい縦関係を作り、レオ→興梠へ絶妙なパス。興梠はこれが記念すべき、浦和での通算100目となりました。ちなみにあと1ゴールでJ1通算150ゴールとのこと。鹿島で49ゴールしか決めてないんだ...

失点シーン

失点シーン自体は超高精度のペナ角からのクロスに対してボールウォッチャーになってた岩波と山中に対していい感じに飛び込まれた、といい印象です。ここだけに関しては、しっかりマーカーもチェックしましょう。といった感じ。問題はその前のボールロストです。

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橋岡のパスが相変わらず優しくなかった。それもあってか、健勇が相手を背負いつつも、ボールを失ってしまいます。これはもうしょうがないです。橋岡にもっと上手いパスを出してもらうしかないので。

その後、健勇からのレイオフを受けようと前に走り出していたファブリシオが空けたスペースを奪われた後に使われるハメになります。
ファブリシオの前向きのサポートはいいんですが、ちょっと自分が受けることしか頭になかったのかなぁ...。

正直ファブリシオだけではなく、保持時の配置には怪しいものがありました。前半でよく見られた内側にポジションを取った山中と柏木の関係性。柴戸が空けたスペース。理想はリスク管理までしながら配置されたビルドアップなので、現段階ではまだまだですね。これは試合を重ねるごとに少しづつ良くなる気もするんで、もう少し我慢ですね。

気になったシーン

前半35分の浦和のビルドアップから崩しのシーンです。

柴戸が右サイドに大きく展開。そこから1つずつボールを中央に戻し、仙台の2列目のチェーンが少しズレた所から柴戸の楔。(柴戸ってこんな器用な選手だったっけ...)

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この後柏木は健勇にリターン?トラップミス?をし、健勇がクロスをぶち上げるという結果になってしまいましたが、面白いスイッチの入れ方です。楔が入ると攻撃のスイッチというのはよくあることです。ただ、柏木のサポートの速さは一級品で、同じくボランチを務められる浦和の選手の中ではトップクラスです。長澤も得意かな...。

崩しだけではなく、ビルドアップの時点から楔のパス→レイオフ→前向きのサポートはとても大切にしてそうです。ルヴァン杯仙台戦の試合直前のアップでもこの練習してましたし。この楔のパスは大槻監督がとても大切にしてそうです。そうなると再開2戦ともCBのスタメンが岩波とデンなのも納得。

少しずつ大槻サッカーが見えてきましたね。

総評

総評下書きに書いてたのに消えたああああああ.....
ってことで2回目の総評執筆です。笑

積み重ねとそれに対する見返りがとても大事なこの時期。形がどうであれ、勝てたのは大きいです。ただ、正直言ってチームとしての質は仙台が上のように感じました。個々の質は確実に浦和のほうが上なんですが。
仙台は何をすべきか、という試合通してのイメージ図がチーム間である程度共有できているんだろうなという印象。

これからのしばらくの課題は、ボールを保持した際、理想的な配置でファイナルサードまでボールを運べるか。ファイナルサードまで運べたら、その後どのような形で得点を狙うのかという点に尽きると思います。前節のマリノス戦といい、完全に引いた状態でのブロック守備は4ヶ月前より改善できている印象です。4バック間の距離感が悪くなく、深い位置からのクロスにもしっかり対応できていると思います。とりあえず失点をしないこと、その後は「お願い!レオナルド!(お願いシンデレラ風)」てな感じで点を取りたいです。

さて次戦は今シーズン公式戦5連敗中の鹿さんです。先日の札幌戦をサラッと見てのですが、まぁあまりチーム状況もよくなさそうです。ここで叩けるのを好機と考えるか、こういう時こそ手堅く行くのか。大槻さん次第ですが、奴らが鹿のことには変わりないと思います。あまり舐めてかかると痛い目見ます。これは浦和サポならよくわかってるはず。
しっかり勝ちを狙いに行きましょう!!!

今日の1曲

前回のレビューでしっかり忘れてました。
おそらく需要ゼロの自己満企画の再来です。

今回紹介したい1曲は、「MONOEYES」の「Get Up」です。
このMONOEYESはあのELLEGARDENのボーカル、細美武士さんがボーカルを務める別バンドです。
デジモンのエンディング感がある曲が多めなのが特徴。(デジモン見たことないですけど。)

ではまた。

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