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時間に抗う、書くことの効用

 年齢を重ねると、時間はあっという間に過ぎてしまう。よく聞くとともに実感することでもあります。

 今日も何もできずに1日が終わってしまったと思うものですが、実際には色々とやっています。16時間前後は起きていて、何かしらしているのですから。

 問題は、自分がやろうと思っていることに手を付けられずにいたことで、そう感じてしまうのでしょう。

 緊急ではないが重要(本来やってみたい、やろうとしている)なこと、と言うものですね。

 緊急ではないから、自分で避けてしまっている事でもあります。

 これは、強制的に自分の意識の遡上に載せ、優先度を上げてやらなければなりません。

 では、どうするか。

 簡単で強烈な効果があるものは、文字に起こすことですね。紙でもデジタルデバイスでも何でもいいので、重要なものを文字にし視覚で捉え、時間割の最優先に組み入れることです。

 組み入れたら最後、何かしらやる。とっかかりは、この方法でしかないのです。

 自分だけが怠け者ではありません。程度の差はありますが、誰でも怠けてしまうのは同じなのです。

 ですから、時間割を書き、組み入れ、ほんのわずかでもやる。これを繰り返すだけで、圧倒的な差が生まれるのです。

 書くことで、時間に抗うのです。

 人は、重要なことでも避けてしまいたい物事は、直ぐに忘れるてしまうのです。書くことで外部装置に記録し、真正面から向き合う手助けが必要なんですね。

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