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応用情報処理技術者試験を受験してみて

タイトルの通り、本日応用情報を受験しました。

情報処理安全確保支援士を含め、受験されて皆様お疲れさまでした!

記憶が鮮明なうちに今回の試験の振り返りを行いたいと思います。


良かったこと

学習の習慣化

特に試験2,3ヶ月前くらいからですが、学習するタイミングを確保して取り組もうという意識がありました。

平日は仕事が忙しく学習時間が避けず、土日は時間がたっぷりあっても、気付いたらゲームやYoutubeで1日が終わっているという残念すぎる時間の使い方をしていました。

しかし、これはまずいと思い

・平日・休日関わらず朝は最低30分の学習時間を設ける

・15分勉強して、3分休むというサイクルで休日は4,5時間の学習時間を確保する

といったことを行ってきました。

前日夜の過ごし方

前日はソワソワしてしまい、あまり勉強に集中できませんでした。
だからといって、夜に無理して帳尻を合わせるようなことはせず、潔く21時に寝ました。

結果として試験当日の朝もバタバタせずに出発できたので、その点は良かったと思います。

昼休憩での体力温存

前日の睡眠時間に加え、昼休憩の過ごし方も意識しました。

午前試験は時間が余ることが目に見えていたため、途中退出して捻出した時間+昼休憩となると1時間程度は余暇ができます。

午後試験のことを考えると、下手に食べることもできないし、受験生がいる空間はどことなく殺伐しているため、逃げるように漫画喫茶へ行きました(笑)

カウチソファで横になり、特に最後の悪あがきをする訳でもなく、プロテインバーとウィダーだけ胃に流し込み、試験会場に戻りました。

午後試験での時間配分

ネットの口コミや演習をしている中で、時間不足になるのは目に見えていました。

そのため、各大問の解答時間を20分と定め、それを超えたら強制的に次の大問へ行くというマイルールを定めました。

結果として、序盤の1問に時間をかけすぎて後半の取るべき問題を落とすという最悪のケースは免れました。

大問4つ目辺りから明らかにガス欠状態になり、1つの大問にかける時間を30分まで引き伸ばして対応しました。

それでも、終了時刻の30分前に一通り問題に目を通し、最後に手こずりそうな問題と向き合うことができました。

なお、右隣にいた人が終了30分以上前に途中退出したので、若干の劣等感を感じました(笑)

反省点

筆記用具の準備不足

あろうことか、持参したシャープペンシルの芯が出てこないというアクシデントに見舞われました。

普段シャープペンシルなど使わないのでとりあえず、ペンケースに入っているものを持参したのですが、ノックして芯が出てくるか確認することを忘れていました。

鉛筆を4本持参していたのですが、シャープペンシルもあるし、そこまで予備はいらないだろうと思い、2本しか机上に出さなかったことが裏目に・・・。

結果、この2本をフル活用して何とか大問5つに解答することができました。

芯が無くなったらその場で終了だったので、本当に危なかったです。

替芯の用意は勿論、ちゃんと書けるかのチェックもしておいたが方が安心だと思います。

圧倒的な演習不足

午前・午後通じて、今日最大の反省ポイントはこれに尽きるかなと思います。

午前は過去5年分を5,6巡やり、午後は「応用情報 午後の重点対策」で5、6巡やった後に、過去問道場で過去5年分を1巡やったものの、まだまだ理解度が追いついていない印象でした。

特に午後は暗記だけで乗り切れるものではないため、各分野特有の解答方法や知識を体系的に学ぶ必要があると思うのですが、そこが十二分にできなかったと思っています。

4月頃から午前対策を開始し、午後対策がお盆あたりだったため、学習機関の配分が明らかに午前偏重になっていました。

それでいて、午前の対策が不十分となると、かなり苦しいものがあります。

実際、本腰入れて対策を始めたのが7月くらいで、それまでは転職やら引っ越しに次ぐ引っ越しで、意識が応用情報に向いていなかったなと思います。

今後について

怖くて未だに自己採点ができていませんが、結果は不合格だと思います。

午前も確信持って答えられたのが40問程度しか無く、後は自信が無い問題と勘で「ウ」にマークした問題の正誤状況次第という運頼みの状況です。

午後に関しては、セキュリティと監査がイマイチでどこまで足を引っ張るか次第という感じです。

いずれにせよ6割行くか行かないかの瀬戸際かそれ以下かという感触・・・。

合格だった場合

晴れて資格手当3万円が毎月入るようになります。
そういった意味でも、合格であることに越したことはないです。

不合格だった場合

ここが悩みどころです。

そもそも正答率3割未満など、明らかな学習不足だったらあっさり諦められるのですが、5割台までいってしまっていると、ここで引き下がるとサンクコストが気になります。

ただ、「あと半年頑張れるか?」と言われるとなんとも言えないところです。

お世辞にも楽しい作業とは言い難いし、他にやりたいこともある。

勉強時間をセーブして、次に備えるのも有りかもしれませんが、そこまで持続できるかどうか・・・。

幸か不幸か、セキュリティ関連の業務を担当することになったため、応用情報はたまたその先にある情報処理安全確保支援士の学習内容は、ある程度業務と関連します。

そのため、肩書を充実させるために資格を取るというより、今担当している業務がより円滑に進められるように、知識武装するという動機づけであまり気負わずにやるのが得策かなと思っています。

これからも情シス続けるの?

応用情報の学習をすすめる中で、このような問も出てきました。

最近は組織の一員としてではなく、個人で働くことに興味を持ち始める中、情シスとして独り立ちするのはあまり現実的ではないかと思っています。

ITコンサル的な経験もなく、コーディング技術も無い、技術者に指示を出して進捗管理をすることがメイン業務になっている今、この延長線上に独立はなどあり得ないと思っている自分がいます。

となると、今は今で生活基盤を作っていく上でしっかり成果を出しつつ、並行して別のことをやっていくほうが、今後5年、10年を見据えた時に自分らしく生きられるのではないかと考えたり・・・。

決して、プロマネ業務を軽視している訳ではなく、プレイヤー(技術的な部分)も理解をした上で、マネジメントもできたほうが活躍の幅が広がるという思いが根底にあります。

何かを取るには何かを捨てないといけない。分かってはいるはずだけども、難しい。

そんなことを試験帰りに考えていました。


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