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修士論文書きました。

みなさま、お久しぶりです。

投稿が少し空いてしまいました。
それもそのはず、、修士論文に追われてたからです!(修士論文を言い訳にしてるだけ笑)

でもでもやはり、修士論文、正直結構大変でした😅

ページ数は合計で150ページくらいで、終わらない旅を続けているようでしたが、その分解放感も凄かったです😂
Wordで150ページって人生でも中々書かないと思うので、今ではいい経験です。

修士論文は、その名の通り、修士で何をやってどんなことがわかったのかをちゃんと書かないといけないです。

論文なので、誰が読んでも、自分がやった同じことを真似でき、同じような結果が出ないといけないです。
一昔前に、STAP細胞で某先生が話題になったように、論文を書いたのに、それを他の人のみならず、自分自身でも、もう一度実証出来ないことではダメなのです。

このような意味で、ちゃんと書かないといけないということです。

他にも書くべき内容はたくさんあります。
まず、研究の新規性です。
世界中で色んな研究がされている中で、自分の研究は何が新しいのか。それをしっかり書かないといけません。つまり、自分の研究に似た研究の論文を読んで、その違いを書きながら、自身の研究の独自性や有用性を証明する必要があります。
これが結構大変です。論文を探しまくり、読みまくる。ひたすらこの作業です。しかも論文は殆どと言って良いほど英語、、。英弱の自分には辛かったです。
(deepl翻訳ありがとう😭皆さんも知らなかったらぜひ使ってみてね!個人的にGoogle翻訳よりオススメ❗️)

次は自身の研究の内容と、実験手順、そして結果と入っていきます。
この辺は割とサクサクかけます。自分がやったことなので。でも、実験ノートとかにちゃんと常日頃からメモしておかないと、ここでも大変になるかもしれません。操作や、実験条件が忘れてしまっていると、読んだ人がトレース出来ません。なので、学部生の人たちはしっかり実験ノートをとるように、学生実験の時から意識しておきましょうね☺️

結果までかけたら、考察です。
この考察は研究内容によっては非常に難しいです。論理的に考える必要が一番ある部分だからです。
結果を見て「なんとなくこうじゃない?」は通用しません。結果から何が言えるか。つまりそれはどんな現象を表しているのか。それをしっかり書く必要があります。なので、図書館から参考書を借りて勉強したり、ネットで調べたり、論文読んで勉強したりする必要があります。
日頃から結果に対して、深くまで考えて、議論を重ねている人ならばここまではしなくても大丈夫かもしれませんが、私は実験ばっかやって、結果と睨めっこしたり、データ整理したりするのは好きじゃなかったので後回しにして来たツケがここで来ました😂

考察が書けたら、あとはまとめと将来の展開です。
まとめは軽くまとめるだけなので、楽勝です。
将来の展開は考察とかを踏まえて、ここも新規性や、面白さを意識して書く必要があります。あと、修士論文はこれから研究室に入ってくる後輩たちが参考に読むので、実験の指針になるような現実性の高い展開もかけた方が良いです。

このような道筋を経て、論文を書き上げることができます。これを研究室の先輩に見てもらい、修正後、助教授に見てもらい修正、そして准教授に見てもらい修正、最後に教授に見てもらうという過程があるので、修正がとにかく多いです。
修正の過程では、ここはなんでこういう風に書いたのとかや、考察はどのように考えたのか、などをディスカッションすることが多いです。
色んな人に修正してもらう分、読みやすく、文書を書く勉強になります。しかし、修正の意図が人によって異なることで、逆につぎはぎな文章にならないように、こういったディスカッションは多めにします。
他の人の手もかけたものになるので、やはりそれぞれ期限をしっかり定め、間に合うように書いていく必要があるため、中々ハードでした😅

修士論文はこんな感じで、なんとか書き上げることができました。あとは修士論文発表会が残っていますが、それに向けて資料作りと、審査員教授からの質疑応答にしっかり答えられるように勉強あるのみです。
因みに、自分の審査員は結構厳しめの教授なので、毎日震えてます😭

修士論文発表会まで終われば、ほんとの終わりなので、また改めてnote書きたいと思います。年度末で色々と皆さんもお忙しいかもしれませんが、お互い頑張りましょう👍

marina_t

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