見出し画像

大きな夢、目標を遂げるために必要な、「虎の尾を履む」の本来の意味とは?


僕自身、近年まで半分できて、半分できていなかったことを今日は書きます。

「虎の尾を履(ふ)む」、という古語があります。

自分が分外(自分の背丈以上)の大業をなしたいとき、
虎(実力者)の尾を力任せに履んでしまったら、ガブリと食われますね(笑
みなさんにも大なり小なりそんな経験が、あるんじゃないでしょうか?
大変危険ですよね。
体を壊すきっかけになったり、社会的に干されることになったりすることもあるかもしれません。

実はそんな時どうすればいいかというと、「虎の尾を履む」ことだといわれています。

でも現在巷で思われているような言葉通りの・・・、そのままの解釈をするのではなくて。

では何を踏むのかと言えば、「礼を履む」のです。

謙虚に頭を下げるのです。

その際に大事なことは、志(こころざし)が社会の大義(社会にとって大切なこと)に外れていないことです。

きちんと慎み、礼儀や誠実さを持つことによって、
自分以上の実力者、賢人、ほんまもん(本物)から、噛みつかれるどころか、大きな協力を得られるというのです。
それ故に大きな仕事を成し遂げられる。

-------------------------------------------------

私も以前は若気の至りで、とても思い上がりの強い面がありました。
それで、「あもいあがんなっ!」と言われたり、睨まれたりすることも多々(笑
でも礼節というものを心のどこかで信じていたので、
この「虎の尾を履む」という言葉を受け入れられたのかもしれません。

みなさんも、どうしても実現したい、今の自分の実力以上の目標などがあると思います。

「虎の尾を履む」、この古語を心の片隅にしまっておいて、
世の中渡ってみてはどうでしょうか?

きっとこれまでに見えていた世界とは、一味違ったものを感じられるかもしれませんよ。


Rose Garnet

#とは

この記事が参加している募集

#とは

57,748件

僕らの愛から始まり、やがては社会に大きな経済・笑顔・勇気・励ましあいの循環が起こる。その一端を担える人物でありたい。頂いた寄付は、やがて僕らみんなに還ってくるだろう社会の循環の為に使わせていただきます。ありがとうございます。