大きな夢、目標を遂げるために必要な、「虎の尾を履む」の本来の意味とは?
僕自身、近年まで半分できて、半分できていなかったことを今日は書きます。
「虎の尾を履(ふ)む」、という古語があります。
自分が分外(自分の背丈以上)の大業をなしたいとき、
虎(実力者)の尾を力任せに履んでしまったら、ガブリと食われますね(笑
みなさんにも大なり小なりそんな経験が、あるんじゃないでしょうか?
大変危険ですよね。
体を壊すきっかけになったり、社会的に干されることになったりすることもあるかもしれません。
実はそんな時どうすればいいかというと、「虎の尾を履む」ことだといわれています。
でも現在巷で思われているような言葉通りの・・・、そのままの解釈をするのではなくて。
では何を踏むのかと言えば、「礼を履む」のです。
謙虚に頭を下げるのです。
その際に大事なことは、志(こころざし)が社会の大義(社会にとって大切なこと)に外れていないことです。
きちんと慎み、礼儀や誠実さを持つことによって、
自分以上の実力者、賢人、ほんまもん(本物)から、噛みつかれるどころか、大きな協力を得られるというのです。
それ故に大きな仕事を成し遂げられる。
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私も以前は若気の至りで、とても思い上がりの強い面がありました。
それで、「あもいあがんなっ!」と言われたり、睨まれたりすることも多々(笑
でも礼節というものを心のどこかで信じていたので、
この「虎の尾を履む」という言葉を受け入れられたのかもしれません。
みなさんも、どうしても実現したい、今の自分の実力以上の目標などがあると思います。
「虎の尾を履む」、この古語を心の片隅にしまっておいて、
世の中渡ってみてはどうでしょうか?
きっとこれまでに見えていた世界とは、一味違ったものを感じられるかもしれませんよ。
Rose Garnet
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