アメリカ旅行記【10日目・LA⑤】〜ダウンタウンを散策、ついに帰国〜
このシリーズは、11月末から12月頭にかけて行った、ニューヨークとロサンゼルスの旅行記です。
旅行の日程、一日ごとに記事を連載していきます。
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※2023年11月下旬~12月上旬時点での情報です
※旅行中、1ドル=147円まで下がりましたが、記事では分かりやすさ重視のため、1ドル=150円で計算します
【10日目】
リトル・トーキョーを散策
LA最終日。
この日は9:30に出発。飛行機の時間まで、LAの中心部を見て回ります。
知人に車で送ってもらい、降ろしてもらったエリアはリトル・トーキョーです。
このエリアの中心にあり、日本のグルメが楽しめる飲食店や、日本人向けの食料品が売っているスーパーなどがある日本村プラザを訪れました。
リトル・トーキョーは、1885年にこの地に日本食レストランを開店したのがきっかけとなり、それ以降日系人が移り住んで出来たコミュニティで、今やアメリカ最大の日本人街となっています。
METROのれっきとした駅名にもなっていて、土地に根付き、アメリカの歴史に深く関わっているという事実は、同じ日本人として誇らしいです。
なんか日本の街並みを歩いているというよりかは、「アメリカ人が解釈した日本」を歩いているようで、どこか新鮮な感覚で面白かったです。
アーツ・ディストリクトでフリマを見る
時刻は10:30。
続いてやってきたのは、隣のエリア、アーツ・ディストリクトです。
フリーマーケットが開かれていたので、少し見てみます。
アーツ・ディストリクトは、工場地帯であり倉庫街だったところが再開発され、アーテイストなどによる壁画などがたくさん見られる、LA中心部を代表するお洒落エリアです。
NYのブルックリンと同様、アメリカの再開発ブームは目を見張るものがありますね。
このアートの街には他にもたくさん名所があったようですが、なにぶん時間がなかったので、フリマだけを見てここを後にします。
グランド・セントラル・マーケットで昼食
今思えば全然歩いて行ける距離でしたが、2駅だけ地下鉄に乗り、やってきたのはCivic Center/Grand Park駅です。
その駅名のイメージ通り、この辺りは地域の中心で、オフィス街や官公庁関係の建物が集まっています。
NYと違い、LAの高層ビル群はこのダウンタウンに集中していて、「ここが都会!」って感じがわかりやすいです。
いわゆる「LAのど真ん中」を、時間が許す限り歩きます。
11:30。
ランチのために訪れたのは、グランド・セントラル・マーケットです。
グランド・セントラル・マーケットは、1917年からLAの庶民に愛されてきた歴史あるマーケットです。
アメリカンフードはもちろんのこと、メキシコ料理や中華料理、寿司にスイーツなどおよそ30ほどのお店が集まり、多種多様なグルメを味わえます。
また、シンプルに食材のみも売っているので、市場とフードコートが共存しているといった感じの楽しい空間です。
雰囲気も味わえますし、食に困ったらココに来ればまず間違いないでしょう。
お昼はまたしてもタコス。
やっぱりタコスは安くて美味しいので満足感があって良いです。
美味しいごはんと雰囲気を味わえて大満足。
最後のスポットに向かうため、グランド・セントラル・マーケットを後にします。
映えスポット、ザ・ラスト・ブックストア
12:45。
グランド・セントラル・マーケットから徒歩圏内にあるのは、ザ・ラスト・ブックストアです。
インターネット通販や電子書籍が台頭する世の中に皮肉を込め、「最後の本屋」というコンセプトで2005年にオープン。
店舗というリアルな空間でしか味わえない、「体験」をも売っているかのようなザ・ラスト・ブックストアでは、本を使ったオブジェなどで訪れる人を特別な気持ちにさせてくれます。
写真撮影もOKなので、インスタ映え目当ての観光客もたくさんいました。
僕も例に漏れず、写真をパシャパシャ撮りまくりました。
帰りは知人に車で迎えに来てもらいました。
これにて、LA観光は終わりです。さみしい!
LAX出発、ハワイでのトランジット
宿で荷物を取り、車でロサンゼルス空港(LAX)まで送ってもらいます。
知人に別れと感謝の挨拶を告げ、空港で手続きに向かいます。
17:00発の便なので、空港には15:00くらいに着きました。
ここから日本に帰国するわけですが、途中ハワイでトランジットがあります。
LAから約6時間かけて行き、ハワイでの滞在時間はなんと約16時間。
絶妙に長いので、ホテルに1泊します。
トランジットにしては長いけど、旅行にしては短い。
限られた時間を楽しむ気マンマンで、人生初のハワイに向かいます。
21:00。
無事、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港に到着しました。
ホテルは、空港からタクシーで30分ほどの場所にあり、ワイキキビーチの近くです。
荷物を置いて、少しだけビーチ周辺を歩きます。
いや~、とにかくあたたかい!
22時過ぎた時点で気温は24℃。
一応持ってきていた半ズボンに履き替えて行動しました。
NY、LA、ハワイ——。
気候が全く違うのは地理的に当たり前なんですが、これが同じアメリカという一つの国なんだな、、と不思議な気持ちになっていました。
アメリカでやってみたかったことの一つとして、「マクドナルドを食べること」があります。
本土では食べれなかったので、ワイキキビーチ沿いに見つけたマクドナルドで、ビッグマックセットをテイクアウトします。
世界の国の物価を知ることが出来る「ビッグマック指数」というものがあります。
世界共通のメニューだからこそ、国によっての違いがわかるというものです。
ハワイで買ったビッグマックセットは、$10.39(約1,558円)でした。
アメリカにずっといたことと、単品ではなくセットということもあり、なんかいまいちピンときませんでした。笑
夜遅くにジャンキーなものを食べて23:30就寝。
明日は日の出を見るので、しっかり寝ます。
~10日目まとめ~
LA最終日はダウンタウンを攻めました。
泊まるエリアは、正直ダウンタウンでもよかったのかなと思うくらいの都会で、見どころもたくさんある感じでした。
もっと早く来ればよかったと思わされました。
交通のアクセスもいいので、次また機会があればダウンタウンに泊まりたいです。
グランド・セントラル・マーケットは楽しかったです。
観光地過ぎてない、地元の人や国内の人が休みの日に遊びに来るところって雰囲気が良かったです。
LAに来たら一食はここで楽しむべきだなと思いました。
一つ心残りは、グランド・セントラル・マーケットのめっちゃ近くにあった、世界一短い電車「エンジェル・フライト」に乗れなかったことです。
全長約91mの傾斜を登るケーブルカーなのですが、ここも有名な観光スポットだったみたいで、後から知って後悔しました。
いつかリベンジしたいです。
この日印象的だったのは、帰りに車で迎えに来てもらった時です。
ザ・ラスト・ブックストアの近くで拾ってもらい、宿に荷物を取りに向かう時に通った、スラム街スキッド・ロウのインパクトがすごかったのです。
「LA1治安の悪い街」と言われるスキッド・ロウは、ホームレスや薬物中毒者が多く住みつき、殺人や強盗などの犯罪が横行している地域。
そんな場所が、リトル・トーキョーなどダウンタウン中心部の目と鼻の先にあるので、どのガイドブックにも「観光客は気軽に立ち入らないでください」と書いてあります。
一瞬通っただけで写真にはおさめられなかったですが、膨大な数のカラフルなテントが、通りを覆いつくしていました。
リアル「クレイジージャーニー」って感じでした。
気になった方はGoogleMapのストリートビューで見てみてください。
スキッド・ロウに限らず、ダウンタウンという都会の真ん中でもホームレスをたくさん見かけるので、LAがもたらす光と影の部分を、今回改めて痛感させられました。
次回、ついに最終回!
ハワイで半日過ごし、いよいよ日本に帰国します!
旅行記の最後は、僕が感じたことや費用などの情報をまとめるなど、旅の総括のような記事になると思います!
それでは、また!
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