アメリカ旅行記【7日目・LA②】~ベニスビーチで潮風を感じ、グリフィス天文台で夜景を眺める~
このシリーズは、11月末から12月頭にかけて行った、ニューヨークとロサンゼルスの旅行記です。
旅行の日程、一日ごとに記事を連載していきます。
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※2023年11月下旬~12月上旬時点での情報です
※旅行中、1ドル=147円まで下がりましたが、記事では分かりやすさ重視のため、1ドル=150円で計算します
【7日目】
朝ごはんは人気のベーグル屋で
8:00出発。
グッスリ寝られたので、昨日の疲れはリフレッシュされました。
朝ごはんにベーグルを食べるため、最寄りのHollywood/Vine駅から3駅の、Vermont/Santa Monica駅まで地下鉄で向かいます。
おそらく車で来るところだと思いますが、もちろん駅から徒歩のストロングスタイルです。
住宅街を抜けると行列が見えました。
ベーグルの人気店、「Courage Bagels」です。
インスタで見つけたCourage Bagelsは、評判通り人気店で観光客がたくさんいましたが、部屋着でペットを連れてふらっと買いに来る人もいるなど、地元民にも愛されてる感じがめっちゃよかったです。
ベーグル自体も、半分カットの上にふんだんに乗せられた具材の彩りが良く、目でも楽しめましたし、味もめっちゃ美味しかったです。
NYで食べたベーグルより生地がサクッ、中はモチッとしていて大満足でした。パンとかベーグルはLAの方が美味しいのかもです。
バスでベニスビーチまで移動
再びVermont/Santa Monica駅まで戻り、地下鉄でUnion Station駅を目指します。
Union Stationは文字通り大きな駅で、ここにはロサンゼルスのあらゆるエリアに向かう路線バスのターミナルがあります。
時刻は10:30。ここからバスに乗って目的地のベニスビーチに向かいます。
ベニスビーチはロサンゼルスの西の端。
シャトルバスではなく、あくまで各停の路線バスなので、約1時間半ほどかけながらゆっくり向かいます。
ベニスビーチに向かうまでに、ランチで行きたい店があるため、途中でバスを降りることに。ここからまた少し歩きます。
西海岸でしか食べられないIn‐N-Out
大通りから住宅街を抜け、目的のお店に向かいます。
12:30。
西海岸を中心に展開する超有名ハンバーガーチェーン、In-N-Out Burgerにやってきました。
In-N-Out Burger(インネンナウトバーガー)は、1948年LAで創業したハンバーガーチェーンで、主にカリフォルニア州、ネバダ州、アリゾナ州などのアメリカ南西部のみに展開されていて、アメリカ以外の外国はおろか、東海岸でも食べられないというレアっぷり。
LAに来たら絶対来たかったお店です。
In-N-Outといえば、ロゴを用いたTシャツが人気で、日本の古着屋などでもよく見かけますが、ハンバーガーショップとしての特色はその「裏メニュー」です。
裏とはいえ公式サイトにも出ているようですが、店内のメニューには表記がありません。
事前に調べ、一番人気の「アニマルスタイル」を注文します。
冷凍食品を使わず素材にこだわるIn-N-Out。
ハンバーガーも注文が来てから焼き上げるので、肉肉しくて美味しかったです。お値段もすごくリーズナブル。LAに来たら絶対行くべきです。
ベニスビーチを歩いて堪能
再び少しバスに乗り、この日のメインである、ベニスビーチに13時半頃到着しました。
ベニスビーチはカリフォルニアを代表する観光地で、海、空、砂浜、ヤシの木という、「ザ・西海岸」の風景が見られるスポットです。
地図上では隣のサンタモニカがすぐそこだったので、ビーチを歩いて向かうことに。
大体1時間半ほどかけて歩きましたが、南カリフォルニアの素晴らしい光景を見ながらなので、あっという間に感じました。
ビーチを歩く中で撮った写真を紹介していきます。
さすがアメリカを代表する観光地。
お土産屋さんがたくさんありました。
スケートボードに興じる若者たち。
自転車で目的地まで疾走する観光客。
犬と戯れたり、ギターを演奏したり、ただただ上半身裸で寝転がったり。
人種や、年齢や、立場や、体型など関係なく、全く気にせず、それぞれが自由に、それぞれの時間をゆったり過ごしている最高の空間でした。
その空間に存在しているだけで贅沢な気持ちを味わえました。
ルート66の終点、サンタモニカ
歩いてしばらくすると、見えてきた「WELCOME」の文字。
ここからはサンタモニカに入ります。
アメリカ国旗やカリフォルニア州旗が至る所に飾られています。
国旗をデザインの一つとする国民性も日本とはまるで違うなと思いました。
サンタモニカのエリア自体には入っているのですが、観光地であるゴール地点はもう少し先です。
15:00。
約1時間半かけ、ようやくたどり着いたのはサンタモニカ・ピアです。
海側に突き出た桟橋に多くの人が集まる、ここも西海岸を代表する一大観光スポットです。
イリノイ州シカゴから、カリフォルニア州サンタモニカまでをつなぐ国道、ルート66。
終点を示す標識がここサンタモニカ・ピアにあり、超有名なオブジェを一目見ようと、観光客が集まっていました。
桟橋の先端で腰を下ろし、潮風と波の音をゆったり味わうことができて最高でした。
充分に満足し、サンタモニカ・ピアを後にします。
近くにあったサード・ストリート・プロムナードという買い物エリアを少しぶらぶらして、地下鉄のDowntown Santa Monica駅を目指します。
大谷翔平の影響で日本人にも身近になったメジャーリーグの球団ロサンゼルス・エンゼルスですが、本拠地は隣の郡のアナハイムという街です。
やはりと言うべきか、ロサンゼルスの中心部で見かける公式ショップや、お土産屋さんで売られているグッズはロサンゼルス・ドジャースのものばかり。
「やっぱりLAといえばドジャース」を肌で感じることができました。
(帰国して数日後に大谷のドジャース移籍が決まりました。もっと早く決まっていれば大谷のグッズを現地で買えたのに。。)
グリフィス天文台でLAの夜景を一望
17:00。
METROのDowntown Santa Monica駅からLAの中心部に戻ります。
路線図の端っこからまた1時間かけて移動します。
7th St/Metro Ctr駅で乗り換え、Vermont/Sunset駅で下車します。
ここから向かうはLAイチの夜景スポット、グリフィス天文台です。
METROの路線バスではなく、DASHというところが運営しているシャトルバスに乗ります。
「天文台」を意味する「OBSERVATORY」が表示されていたので一撃で分かりました。
車ではなく交通機関で行くなら、約20分間隔で運行しているこのシャトルバスに乗るのが手っ取り早いようです。
暗い住宅街を通るバス、乗客は少年が一人。
本当に辿り着くのかと若干心許なかったですが、18時半頃、無事天文台に着きました。
グリフィス天文台は、1896年、資産家であるグリフィス氏がロサンゼルス市に寄贈した土地に、彼の死後に作られた施設で、1935年に開館しました。
『イエスマン』や、『ラ・ラ・ランド』など多くの名作映画のロケ地になっている、「高台からLAの街を見下ろすならココ!」と言える人気の観光地です。
基本的には入館無料で、プラネタリウムだけは有料でした。
建物の中は、科学博物館っていう感じで、英語がわからないながらも、社会科見学の顔をして見て回りました。
中の博物館目的で来る人はたぶんそんなにいないでしょう。
メインはあくまで夜景なので、展望台に出て見てみます。
LAはNYと違って高い建物がそう多くなく、しかも街全体が広大なので、どこまでもキラキラした夜景が広がっていく感じが圧巻の一言でした。
最高の夜景が見れたところで、ホテルに戻ります。
旅も後半になると、米とか麺類が恋しくなってきます。
でも日本食だと高いので、中華やタイなどのアジアンフードに手を出し始めました。
21時就寝。この日は以上です。
~7日目まとめ~
前回あまり触れていませんでしたが、LAの地下鉄はなかなか治安が悪かったです。
車両やホームの作り自体は新しいんですが、NYよりもホームレスが多い感じで、路線バスなんかにも普通にたくさん乗っていました。
ホームレス以外にも強烈キャラはたくさん見かけましたが、それに関しては、旅行記の最後にまとめたいと思います。
そんな地下鉄の治安の悪さに移動の大変さ、疲れなどが重なり、正直「NYの方が良かったかも。。」という感情が、初日は芽生え始めていました。
しかし、この2日目に訪れたベニスビーチからのサンタモニカはとにかく最高でした!
特に乗り物に乗ったり、アクティビティを体験したわけではないですが、歩いてるだけでも気持ちよくて本当に最高。
目に映る景色や、過ごしやすい気候も相まって、あの瞬間が一番「LAに来てよかったな。。」と思えました。
アメリカ旅の中でも強く印象に残る、個人的ナンバーワンのエリアでした。
完全に余談ですが、僕が訪れた3日後くらいに、星野源がインスタで「サンタモニカを訪れた」という投稿をアップしていました。
いや同じ日とかではないんですが。。会えたらもっと最高でしたね。。
でも声かけてあしらわれたりしたら、それはそれで複雑なんでよしとします。。笑
グリフィス天文台もLA観光の定番ではありますが、行くことができて良かったです。
昼は昼で眺めが最高みたいなので、気になる方は行ってみてください。
次回は、いよいよ念願のカリフォルニア・ディズニー!
丸一日満喫した様子をお届けします!
それでは、また!
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