作業療法士って知ってますか?

ぼく、作業療法士っていうリハビリテーションの専門職しています。とっても、おかしな専門職で、迷子が多いんです。

何するの?

お医者さんは、病気を治してくれるでしょ。

看護師さんは、療養中の生活を護ってくれるでしょ。

理学療法士さんは、身体機能の改善にむけたリハビリテーションをしてくれる。

言語聴覚士さんは、嚥下(飲み込み)とコミュニケーション能力の改善にむけたリハビリテーションをしてくれる。


専門職の仕事ってわかりやすいですよね。

自分で解決できない問題を、手助けしてくれるのがそれです。

ところがどっこい、作業療法士ってなんですか?

作業療法って受けたら、何がよくなるの?何ができるようになるの?

SNSで呟いている悩める作業療法士「作業療法ってなんだろう」

そんな専門職ってありますか?専門職が専門性を見失っているなんて。

作業療法定義(日本作業療法士協会)

作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。
(註釈)
・作業療法は「人は作業を通して健康や幸福になる」という基本理念と学術的根拠に基づいて行われる。
・作業療法の対象となる人々とは、身体、精神、発達、高齢期の障害や、環境への不適応により、日々の作業に困難が生じている、またはそれが予測される人や集団を指す。
・作業には、日常生活活動、家事、仕事、趣味、遊び、対人交流、休養など、人が営む生活行為と、それを行うのに必要な心身の活動が含まれる。
・作業には、人々ができるようになりたいこと、できる必要があること、できることが期待されていることなど、個別的な目的や価値が含まれる。
・作業に焦点を当てた実践には、心身機能の回復、維持、あるいは低下を予防する手段としての作業の利用と、その作業自体を練習し、できるようにしていくという目的としての作業の利用、およびこれらを達成するための環境への働きかけが含まれる。

どうですか、伝わりますか!?

でも、これみても悩むから、悩めるSNS作業療法士っ子ちゃんは迷子になるのでしょう。

悩んでる子は、3回ぐらい概論の教科書よみーや。

やっぱりわかりにくいのよ

でも、やっぱり僕おもうんですけどさ。

作業療法は〇〇のリハビリテーションです。
作業療法を受けると△△になります(が出来るようになります)。

ぐらいシンプルな説明が協会HPのどっかにあったほうがいいとおもうんですよ。

上の定義もさ、伝わるよ?伝わる人には伝わるんやけどさ?ちょっとわかりにくいで。

ってことで、私はもっとシンプルに説明する言葉を思いついたの。

作業療法士(OT)が行うリハビリの目的は、「身体障害者と精神障害者の応用動作能力と社会的適応能力を回復させること」

これよりももっと、シンプルに。

だって、社会適応能力を回復とかも難しいやん。

続きは次書く(もう寝なくちゃ!)

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