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上手な人がやっている朗読のコツ

はじめまして。ym2905と申します。
最近はYouTubeやTwitterなど各SNSでも朗読が非常に盛り上がりを見せていますね。斯く言う私もYouTubeで朗読チャンネルを運営しています。約一ヶ月で収益化もできて順調です。

私は日本での市場黎明期から15年に渡って、朗読・ナレーションの音声作品を作り続けてきました。もう1000本以上は作ってきたんじゃないかと思います。

その中でベテランから駆け出しの方まで多くのナレーター(役者、ナレーター、声優などまとめてここではナレーターと呼びます)の方々と関わってきました。

ここでひとつ、私のYouTubeチャンネルでのアンケート結果をお見せします。視聴者がこの朗読は聴いたいと思うポイントについてのアンケートです。

アンケート結果

イケボなどが流行ってもいますが、実際にリスナーが求めているのは声の良し悪しよりも、話の分かりやすさ、つまりきちんと伝えられるかどうかです。

必ずしもベテラン=上手ではありません。ベテラン声優よりも駆け出しの朗読家のほうが聞きやすく分かりやすいということがよくあります。

また、多くのナレーターの方々に仕事を依頼してきた身として言えることがあります。
作品が商品として売れるかどうか、その一番の要因は上のアンケートにもあるようにタイトルです。言ってしまえば、商品として売れるかどうかに、朗読の質はあまり直結はしないともいえます。

しかし、YouTubeなどでリピーターが付く、ファンが増えるのはやはり聞きやすい朗読ができる方です。あなたが自分で自分の商品を売りたいのなら、あなたのファンの数が売上に直結します。そして朗読の質がファンの数に繋がります。

また仕事を発注する側から見て、継続的に一緒に仕事をしたいと思うのも、同じく分かりやすい朗読ができる方。経歴や肩書きは一切関係ありません。

長くなりましたが、そうした聞きやすい、分かりやすい朗読ができる人が共通してやっている、意識すべきポイントをお話していきたいと思います。

これを意識していこう

  1. 箇条書きにならないようにしよう

  2. 入り方に変化をつけよう

  3. 語尾・文末に変化をつけよう

  4. 速さを変えて緩急をつけよう

  5. 起承転結

  6. 接続詞の捉え方

  7. 文章の理解 切り方 立て方

  8. 単語・文単位の修飾関係

  9. 最低限のアクセントの勉強は必要

  10. 始まった瞬間から結末に向かう意識で

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