これをご縁と呼ぶ
以前、こんな記事をかいた。
Twitterを通じて知り合い、猛スピードで仲良くなったA。今でもご飯へいったり、買い物をしたりしている。この前はコートを借りていっしょにバスケをした。
いずれ県外へ出ることを伝えているので「せっかく仲良くなれたのに、寂しいなぁ」と会うたびに話してくれた。わたし自身もここまで仲良くなるとは思っていなかったので、次第に寂しいと感じるように。
大型連休や何かしらの用事で帰省するだろうし、そのときには絶対に連絡するよと伝えた。
そんなある日、Aからまさかの連絡がきた。
え?!と思わず声が出た。なんと(おそらく)同時期に、お互い県外へ旅立つことになったのだ。
Aの彼氏の転勤が決まり、もしそうなった場合はついていくと以前から決めていたらしい。わたしに連絡をくれた日の3週間後に彼氏は引っ越しをしなければならず、また同棲をすることになるため、ふたりで内見する日を急きょ決定。Aも仕事をしているため、目途がつき次第引っ越しをすると言っていた。
その話を聞いたとき、Aはいま出会うべき人だったのだなと思った。
前回の記事にも書いたとおり、わたしは最初Aと会うつもりはなかった。それなのにふと「会ってみようかな」という気持ちになり、声をかけた。
「こんなに仲良くなるなら早く会えばよかったね」なんて話をたまにするが、たぶんそれはちがう。Aと相互フォローするきっかけになったジャンルではなく、現在ドはまりしているジャンルだからこそ仲良くなったのだと思う。
いまこのタイミングでなければきっと、ここまでの関係になっていない。そして人生の転機が同じタイミングでくる。これぞ「ご縁」なのだろう。
改めてあのとき声をかけてよかったなと思う。そしてそう思える人に出会えてよかったとも。
お互いがここを去る前に、もう一度会いたい。
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