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9/7-10/11 第3回定例会が開会されます。

みなさん、こんにちは。森田ゆきです。
久しぶりの投稿となりすみません。。

議員任期も残すところわずかとなりました。
第3回定例会は、議案に合わせて令和3年度分の決算審議も行うため、会期が長めとなっております。
議会初日の区長発言をダイジェストにまとめましたので、ご一読ください。
毎回、議会の最初に区長が発言する言葉は、今後の渋谷区政の動きをいち早くお伝えするものです。何か気になる点がありましたら、ぜひコメントください。
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「区長発言」

最近の原油価格や物価高騰は福祉施設サービス提供事業者に対し、高熱経営を圧迫し、サービス低下につながりかねない状況が危惧されています。福祉施設サービス提供事業者に対し、光熱水費の一部を補助することで安定した事業運営を支援するための補正予算をします。
また物価高騰は学校給食の食材費にも影響を及ぼしています。
区立の小中学校では、献立の工夫や食材の変更など対応してきましたが、学校現場の努力だけでは従来の給食提供が難しくなってきています。食材購入費の一部を区で補助するための経費も補正予算に上程しています。保護者の給食費に係る負担を増やすことなく、これまで通り栄養バランスや量を保った学校給食を引き続き提供していきます。

スタートアップ支援事業
新しいアイデアや独自の技術を持つ多様なスタートアップが集積する都市を目指し、支援事業を開始してから2年が経過しました。環境づくりに共に取り組むコンソーシアム組織のメンバー企業は100社を超え、コミュニティが出来つつあります。
エコシステムの国際化に向け、昨年度開始したスタートアップ・ビザ制度は、現在10社以上の海外企業に活用されています。共創の場を提供することで支援体制を充実させています。
実証実験の採択数も40を超えており、本区は国内トップレベルのスタートアップ都市になってきています。
民間企業と連携してグローバル・スタートアップ育成機関を設立するために、必要な補正予算を上程しています。

「デジタル地域通貨」
区独自のデジタル地域通貨の導入準備を進めています。
デジタル地域通貨の名称「ハチペイ」に決定し、ハチ公をモチーフにしたキャラクターを活用しながら、多くの方に親しまれるものにしていきたいです。加盟店の募集を行なっていますが、導入費用を無料にするほか、ご負担いただく決算手数料についても、中小企業者は無料としていますので、多くの事業者に参加してほしいです。
キャンペーンを行う予定であり、その経費を補正予算案として上程しています。例えば、マイナンバーカードで区民認証をした区民については、1万円チャージすると50%のポイントが上乗せされるプレミアム付きチャージャージキャンペーンなど利用する区民にメリットがある施策を積極的に実施し、区内産業の活性化につなげていきます。

「デジタルデバイド解消事業」
65歳以上(令和4年3月31日時点)の区民で、スマートフォンを保有していない人に、区がスマートフォンを2年間無料で貸し出し、機器やアプリの活用を支援するこの事業ですが、健康増進アプリの散歩や脳トレで貯まったポイントは電子マネーに交換可能で、将来的にはデジタル地域通貨「ハチペイ」を連携し、キャッシュレスサービスの促進にもつなげていきます。予約不要で気軽に相談できる「スマホサロン」を新たに開始しました。サロンにはデジタル活用支援員を配置し、気軽におしゃべりしながらスマホ操作を学べますので、区民の皆様には是非一度ご利用いただきたいと思います。

「子供の医療費助成」
子育て世代への経済的負担の軽減策として、東京都の制度に合わせて、高校生等までに対象を拡大いたします。来年度導入に向けて、システム改修や制度周知などの準備を進めるための補正予算案を上程します。

「不妊治療助成」
本年4月から不妊治療が保険適用となりましたが、保険適用後も自己負担が発生することから、治療を受ける方の経済的負担を軽減し、より治療を受けやすくするよう、自己負担の一部を助成するための経費を補正予算案として上程しています。
申請は来年1月から開始しますが、本年4月以降に治療を開始した方を対象とし、所得制限を実施しないこととします。
今後も不妊治療を支援するため、国や都の動向を見据えながら適切に事業を展開してまいります。

「スポーツ振興について」
11月に誰もが気軽にランニングを楽しめるイベントとして、水道道路を活用した「北渋1マイルレース」の開催を予定しています。初めての開催に向け準びに多くのご尽力をいただいている実行委員会、地域団体や関係機関の皆様に感謝申し上げます。1マイルレースは国内のロードレースでは例がなく、渋谷区自身を「15㎢の運動場」と捉えるまちづくりの一環として、今後発展していくよう取り組んでいきます。

「まちづくり」
都市再生ステップアップ・プロジェクト渋谷地区渋谷一丁目地区共同開発事業では、東京都と渋谷区は昨年3月に事業協定を締結し、両者が共同して、民間の資金及び経営能力の活用により、相互に隣接する東京都自動会館跡地の都有地と旧第二美竹分庁舎及び渋谷区美竹公園の区有地について、一体的な活用の実現を目指すこととしました。
本事業は、児童会館の歴史を踏まえた人材育成が行える創造文化教育機能をもつ、施設を整備する他、渋谷区美竹公園の再整備を行い、公園の地下にはスポーツを通じた交流を行うことができる多目的ホールを設置します。この多目的ホールは避難所を兼ねており、防災力の向上が期待されます。

「行政DX推進について」
「デジタルコミュニケーションプラットフォーム」の一次リリース
区民一人ひとりニーズに的確に対応していくための仕組みである
「デジタルコミュニケーションプラットフォーム」が間もなく稼働します。今月末の一次リリースでは、渋谷区子育てネウボラに関するオンラインでの相談予約を先行導入し、本人同意に基づいて、組織をまたいだ情報連携を開始します。また今年度末には区民一人ひとりにパーソナライズされたサービスを提供する「ポータルサイト」をリリースする予定です。

「(仮)シブヤ・スマートシティ推進機構」の設立
複雑化・多様化していく年の課題に対し、産官学民が連携し取り組むための組織を立ち上げます。この連携組織ではデータや技術を活用し、組織や分野の垣根を越えて取り組むべき課題やテーマについて検討から施策創出まで共に行い、渋谷区の価値向上を目指します。

「区政施行90周年」
10月4日に開催予定の区政功労者表彰式では「区政施行90周年」と冠し、区政の発展に尽くされた12名の方々に対する区政最高の栄誉である「区政功労者」の表彰を行いことに加え、日本財団と進めている区内の公共トイレ整備事業に対し、企画・立案のほか多額な私財をご提供いただきました「柳井康治」氏について、特別区政功労表彰を行います。
式典では、本年10月に迎える区政施行90周年を記念し制作している「90周年記念誌」の紹介及び記念映像の上映も行います。この記念誌は、区民及び渋谷区に関わる多くの方にご覧いただけるよう、区有施設をはじめ区内書店にもご協力いただき配布するほか、電子ブックでも配信するものです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。
本定例会の議案の中で報告したい事項は、追ってまとめて発信します。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。


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