【コロナ禍・渋谷区の大学の現状】
こんにちは、森田ゆき事務所学生インターンの佐藤颯と申します。
今回のテーマは、「渋谷の大学の現状」ということで、渋谷区内の大学(青山学院大学)に通う私から、コロナ禍の大学事情についてお話しさせていただければと思います。
※あくまで青山学院大学についてのお話ですので、渋谷区内の他大学の事情などは考慮しないものとします。
普段大学生と関わりのある皆さんや、大学進学をご希望の皆さまにとって、少しでも参考になるような情報をお届けできればと思いますので、よろしくお願いいたします。
今回の記事では以下の3つをテーマにしてお話しさせていただければと思います。
①授業はどうなっているのか?
②サークル活動や部活動はどのように行われているのか?
③大学生の就活事情
①授業はどうなっているのか?
大学の講義に関しましては、前期・後期を通して全てオンラインで行われることが決定されました。
「オンラインでどうやって講義をするのか」といった疑問が出てくるかとは思いますが、これは担当される先生によって様々です。
僕が受講している中では主に3つのパターンに分かれます。
⑴リアルタイムでオンライン会話ツールに接続し、実際に対話をしながら進めるタイプ
おそらくどの大学さんでも、これが一番多いのではないでしょうか。
私たちの大学では、Ciscoシステムズさんの「Webex」というオンラインツールを使用しています。
この形式を導入できるかは、先生のモチベーションや学生の通信状況によって決まります。
オンラインで映像も同時に使用するとなると、かなりの通信料がかかりますから、通信環境が整備されていない学生にとっては大きな負担です。
おそらく私の肌感的には、青山学院大学全体でこういった形式の講義は1/4程度だと思います。
⑵講義映像をアーカイブで残すタイプ
この形式を採用されている先生方はかなり多い気がします。
先生ご自身で録音・録画された教材、またはYouTubeなどの動画の中で参考になるものをオンラインのポータル*で共有し、1週間以内に学生がそれをみる、といった形式です。
これであれば、通信環境が整っている際に学生は資料を見ることができますし、何度もわからない点を繰り返し見ることができますので、良い点はたくさんあると思います。
ただし、質問などのやりとりが直接できないため、やや不便と感じる学生も多いのではないでしょうか。
メリットもデメリットもそれぞれありますが、ITが発達した時代ならではの講義形態ですね。
*「ポータル」とは
学生と先生が課題提出や講義教材配布の際に用いる、オンライン上の共有スペースのこと。
⑶レジュメだけをアーカイブで残すタイプ
少なくとも私が受講している講義だと、この形式が一番多いです。
基本的には二番目とほぼ同じですが、ポータルにアップする教材が動画などではなく、ドキュメント(文書形式の資料)になります。
学生は、先生がアップした資料やレジュメを見て、期限内で指定された課題をこなします。
「課題の提出=出席」となるケースが多いので、出欠なども課題をやっているかで判断されます。
資料であればダウンロードに通信容量もかからないですし、学生はいつでも資料を参考にして勉強することができます。
②サークル活動や部活動はどのように行われているのか?
まずは部活についてです。
私の学内の数少ない人脈を使って、体育会野球部と日本一の駅伝部の友だちに聞いてみました。
◉体育会野球部
緊急事態宣言後は、普段通りに活動しているそうです。
ただ、部外者とは極力接触しないようにしているそうで、部員は外出を基本的に禁止されているとのことでした。
リーグ戦は9月の中旬から始まる予定なので、月曜日以外は毎日練習しているそうです。
◉体育会駅伝部
駅伝部も同様、大学から許可を得て練習ができているそうですが、
感染対策としては、なるべく集団で走らないように努めていると伺いました。
また、報道されているように、出雲駅伝などの大会は中止されていますが、実施されている大会では体温を測ったり、体調を大会前後に主催者側に提出しなくてはいけないそうです。
続いてサークルです。
青山学院大生と言えば、ダンスサークルのイメージが強いと思いますので、
青学最大のダンスサークルのメンバーに聞いてみました。
(日本でも有数の超実力派なダンスサークルです。)
◉ダンスサークル
こちらのサークルでは、オンラインレッスンをしたり、
その振り付けで一つの映像作品を作ったりしているとのことでした。
また、集まって練習する際は、距離を取りながらマスクを着用してレッスンがあると聞きました。
部活でもサークルでも、感染対策の工夫をしながら活動をしているようでした。
ちなみに、私は大学でサークルなどには参加していないため、こういった情報には疎くなってしまっています。。
皆さんもこういった学生情報で知りたいことなどがあれば、コメント欄にお願いしますね。
③大学生の就活事情
就活に関しては、従来行われていたものが全てオンラインで置き換えられているような感覚があります。
こと青山学院大学に関しては、毎年有名な企業さんが学内で企業説明会をしてくださります。
普段は大きい教室を貸し切ってそういった説明会を行うのですが、それがオンラインになり、リアルタイムで現役社員さんからのお話をお伺いする形式です。
また、大学に関わらず就活は全体的にオンラインで実施されていると思います。
YouTubeなどで企業説明会を開いているチャンネルや事業者さんもたくさんいらっしゃいますし、面接もほぼオンラインで行われています。
就活生はオンラインでも自分の強みなどが伝わるように、工夫する必要がありそうですね。
まとめ
さて、長々と大学生事情について語りましたがいかがでしょうか?
場所や時間選ばずに講義を受けることができるのは、オンラインでの強みだとは思いますが、
一方で、新入生や就活生は今までオフラインで色々と相談できていたことが難しくなっています。
私としては、大学は対面形式で講義があって欲しいと思いますし、同じ専攻の皆さんと一緒にまた勉強できることを祈っています。
これからも渋谷区に関わるたくさんの方々に向けて情報を発信して参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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