インフルエンサーマーケに強み！新規上場企業分析！〜株式会社サイバー・バズ〜
みなさんこんにちは。
ご覧になって頂きありがとうございます。
2019年の新規上場企業から開始し、現在、2019年マザーズ上場企業64社分中35社掲載、残り29社です！
本日時点（7/1）で2020年のIPO数が23社ですので、合計残り52社です！
IPO企業分析第36弾！本日は、株式会社サイバー・バズさんです。
（1社のみ二部上場企業を掲載しているため、数がずれています）
毎度のことながら、間違っている箇所などありましたら、いつでもご指摘ください！
また、こんなこと追加で記載してほしい、などの心優しいご意見がありましたら、いつでもご連絡ください！
※尚、記載の情報は、日本取引所グループの新規上場会社情報や最新の決算資料等を元に作成しています。
「株式会社サイバー・バズ」概要 ※新規上場時
■設立日 ：2006年4月3日（上場承認日：2019年8月16日）
※上場承認まで13年と135日
■従業員数 ：80人
■本社所在地：東京都渋谷区桜丘町 20 番 1 号渋谷インフォスタワー7 階
■市場 ：マザーズ
■代表者名 ：髙村 彰典
■事業内容：
Instagram を中心とした自社サービスとしてのインフルエンサーマー ケティングや SNS アカウント運用企画代行などのソーシャルメディア マーケティング事業
■経営理念・ミッション・ビジョン：
ビジョン：コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える。
主要年間指標
2018年9月期（上場対象期） → 2019年9月期
■売上 ：2,126,163千円 → 2,472,766千円
■経常利益 ：129,872千円 → 246,202千円
■純利益 ：93,105千円 → 166,112千円
■時価総額初値：136億円（初値PER73倍）
※以下、2019年9月期の有価証券報告書
現時点の時価総額 ：146億
過去5年間での社名検索回数推移
サイバー・バズ社の検索回数は、ウルグアイの首都「モンテビデオ」とほぼ同じ検索回数で、上場時以降上回っています。
ビジネスモデル概要と図解
サイバー・バズ社は、ブログやTwitter、Facebook、Instagram等のソーシャルメディアを通した広告・マーケティング事業を、子会社である株式会社glamfirst社と展開しています。
同事業において、以下の6サービスを展開しています。
・NINARY：主にInstagramにおいて、フォロワー数3万人以上を有する読者モデル等のインフルエンサーによる広告・マーケティングを行うサービス
・Ripre：主にブログ、Twitter、Instagram等のソーシャルメディアにおいて、一定数の読者やフォロワーを有するインフルエンサーによる広告・マーケティングを行うサービス
・ポチカム：「日常をワクワクにかえる」をテーマに、ブログやTwitter、Facebook、Instagram等のソーシャルメディアを利用していれば誰もが参加できるモニターサイト
・to buy：インフルエンサーが独自の記事として、自身の愛用品やサービスを紹介するwebメディアを運営
・SNSアカウント運用：Twitter、Facebook、Instagram等のソーシャルメディアのアカウントの運用支援
・インターネット広告代理販売：YouTube、Instagram、Facebook、Twitter、LINE等のソーシャルメディア関連広告を中心とした他社の広告商品の代理販売
・株式会社glamfirst：サイバー・バズ社の会員として所属していないインフルエンサーを起用した広告・マーケティング
ビジネスモデルは下記の通りです。（2019年9月期 有価証券報告書より抜粋）
トピックス
・各サービスごとの売上は下記の通りで、インフルエンサーサービスが多くを占めています。
・インフルエンサーサービス：1,282,303千円
・SNSアカウント運用：313,051千円
・インターネット広告代理販売：855,342千円
・株式会社glamfirst：494,101千円
・業績はかなり好調です。（2019年9期 通期決算説明資料より抜粋）
・インフルエンサーに関するサービスを、一気通貫で展開しており、今後は、更にその領域を拡大する見込みです。（2019年9期 通期決算説明資料より抜粋）
まとめ
今回は、インフルエンサーマーケティングを総合的に手掛けるサイバー・バズさんの分析記事でした。
決算資料にもありましたが今後10年間でインフルエンサーマーケティング市場は約3.5倍（約900億円）まで拡大する見込みとなっており、この中で、更に事業を拡大していくのではないでしょうか。
今後の拡大に期待です！それでは、また次回！！
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