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新規上場企業(IPO企業)のビジネスモデル分析をしてみた!〜株式会社フレアス〜

みなさんこんにちは。
ご覧になって頂きありがとうございます。

まだまだ2019年分が終わらないので、継続して頑張っていきたいと思います!

IPO企業分析第13弾!本日は、株式会社フレアスさんです。

毎度のことながら、間違っている箇所などありましたら、いつでもご指摘ください!
また、こんなこと追加で記載してほしい、などの心優しいご意見がありましたら、いつでもご連絡ください!

※尚、記載の情報は、日本取引所グループの新規上場会社情報に掲載された書類を元に作成しており、投稿日時点での情報ではありません。

「株式会社フレアス」概要

■設立日  :2002年4月1日(上場承認日:2019年2月22日)
       ※上場承認まで16年と327日
■従業員数 :631人
■本社所在地:東京都渋谷区初台二丁目 5 番 8 号
■市場   :マザーズ
■代表者名 :澤登 拓

■事業内容:
あん摩マッサージ指圧師によるマッサージサービスの提供及び訪問看 護サービスの提供

■ビジョン・経営理念・ミッション:
理念:人と人とのふれあいを大切にし社会貢献すると共に、社員の物心の幸せを追求する
ビジョン:全国津々浦々に 一人でも多くの方に 速やかに フレアスのサービスを提供し、日本の在宅事情を明るくする。

主要年間指標(2018年3月期)

■売上    :3,284,979千円
■営業利益  :164,563千円
■経常利益  :193,759千円
■純利益   :109,912千円
■時価総額初値:91億(初値PER33倍)
※以下、新規上場時の有価証券報告書(Ⅰの部)

現時点の時価総額 :17億

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過去5年間での社名検索回数推移

株式会社フレアス社は、イギリスの都市「ポーツマス」とほぼ同じ検索回数です。
上場当初に大きく上回っています(なぜかポーツマスが2020年に一時的に大きく上がっています)。

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ビジネスモデル概要と図解(独自作成)

フレアス社は、マッサージサービス、訪問看護サービス、訪問介護サービスを手掛けている企業です。
マッサージサービスでは、高齢者や歩行困難者に向けた保険適用のマッサージサービス、法人顧客との提携による保険適用外マッサージサービス、SPAサービスと主に3つの領域でサービスを提供しています。

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考察

・高齢者が今後増えていく日本の人口動態の中では、このようなサービスの需要は今後も増えていくと思われる。但し、その分競合も多くなると想定されるため、差別化が重要になってくる。

・このタイミングで上場することにより、その資金を活用し、広告宣伝費や新しい事業展開を行う投資等が可能になってくるため、それを活用して、今後更にサービスを強化していかなければならないと思われる。

・マッサージ事業のKPIは下記の通り
 2018年3月:事務所数:85、利用者数:8,617人、利用回数:699,935回
 2017年3月:事務所数:81、利用者数:8,232人、利用回数:664,117回

・保険適用外マッサージサービスは、星野リゾート社との提携により非常に強いビジネスが構築されているものの、このスキームを今後他に展開し、更に強固にしていく必要があると考える。

まとめ

今回は、マッサージ事業等を展開する株式会社フレアスさんの分析記事でした!

間違いなく、今後需要が拡大する市場なので、今後の拡大に期待です!

それでは、また次回!!


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