データベースに強みあり!新規上場企業分析!〜トビラシステムズ株式会社〜
みなさんこんにちは。
ご覧になって頂きありがとうございます。
まだまだ2019年マザーズ上場企業64社分が終わらないので、引き続き頑張っていきたいと思います!
本日(6/11)時点で2020年のIPO数が17社ですので、早く追いつけるように頑張ります!(株式会社speeeさんが6/10に上場承認、、と思ったらマザーズではなくジャスダックなんですね。)
IPO企業分析第21弾!本日は、トビラシステムズ株式会社さんです。
毎度のことながら、間違っている箇所などありましたら、いつでもご指摘ください!
また、こんなこと追加で記載してほしい、などの心優しいご意見がありましたら、いつでもご連絡ください!
※尚、記載の情報は、日本取引所グループの新規上場会社情報に掲載された書類を元に作成しており、投稿日時点での情報ではない情報を含みます。
「トビラシステムズ株式会社」概要
■設立日 :2006年12月1日(上場承認日:2019年3月22日)
※上場承認まで12年と111日
■従業員数 :43人(単体)
■本社所在地:愛知県名古屋市中区錦二丁目 5 番 12 号
■市場 :マザーズ
■代表者名 :明田 篤
■事業内容:
モバイル、固定電話及びビジネス向け迷惑情報フィルタシステムの開発及び提供等
■経営理念・ミッション・ビジョン:
経営理念:私たちの生活 私たちの世界を よりよい未来につなぐトビラとなる
主要年間指標(2018年10月期) →2019年10月期
■売上 :842,458千円 → 981,682千円
■経常利益 :222,748千円 → 392,648千円
■純利益 :147,942千円 → 248,667千円
■時価総額初値:174億(初値PER50倍)
※以下、新規上場時の有価証券報告書(Ⅰの部)
現時点の時価総額 :221億
過去5年間での社名検索回数推移
トビラシステムズ社の検索回数は、ルーマニアの首都「ブカレスト」より少し少なく、上場時以降、同じ規模の検索回数でした。
ビジネスモデル概要と図解(独自作成)
トビラシステムズ社は、主にインターネットの普及・発展に伴い増加する驚異から私たちを守ってくれる、テクノロジーを活用した、セキュリティ製品・サービスを提供しています。
これらの製品・サービスは、迷惑情報フィルタ事業として、 「モバイル向けフィルタサービス」、「固定電話向けフィルタサービス」、 「ビジネスフォン向けフィルタサービス」の3つのサービスから構成されており、デバイスごとに適したサービスを提供しています。
その他事業としては、ホームページ制作運営支援システム「HP4U」の販売や受託開発を行っています。(IR資料において積極展開しない旨の記載がありますので、今回は割愛させて頂きます)
提供するサービス一覧は下記をご確認ください。
ビジネスモデルは下記の通りです。
考察
・トビラシステムズ社の最大の強みは、迷惑電話番号のデータベースと、迷惑電話番号解析アルゴリズムであり、且つ独占的な地位を確保できるレベルまでサービスを洗練させ、参入障壁を築くことができている。(2019年10月期 決算説明資料より抜粋)
・2018年期から2019年期にかけて、月間利用者数が約180万人増と大幅に拡大することに成功している。(2019年10月期 決算説明資料より抜粋)
まとめ
今回は、迷惑情報フィルタサービスを提供するトビラシステムズさんでした!
消費者にとって本当に有益なサービスですので、これからも更に拡大してほしいです!
それでは、また次回!!
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