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ワールドカップに思うWDRAC

WDRAC(ワドラック)/戦災復興支援センターに私が参画してから、
およそ8か月が経ちました。
1100人近い寄付者から1100万弱のご寄付を受け、
現地で支援活動を行うアンサングヒーローに必要な時に必要な形で必要な分支援できるよう、いただいたご寄付をつないでこれたのでは?と思う一方、いつ終わるとも分からない戦禍の中、今後も支援し続けていくことの重要性と難しさを身に染みて感じる今日この頃です。

さて、ここ1か月の間、世界の多くの人の注目を集めたのは
昨日閉幕を迎えたワールドカップ。
日本代表の胸躍るグループリーグの突破に始まり、
決勝トーナメントでの各国の素晴らしい試合の数々を見ることができて、
大変素晴らしい大会でした。

今回のワールドカップを通じて、様々な人が
今後、試合に勝つ・強くなる(目標を達成する)上での様々な振り返りを
されていましたが、中でも
「組織力」「個の力」「信頼」「つなげる意志」「最後まで諦めない心」
などのキーワードを多く目にしたような気がします。
特に日本対スペイン戦の2点目、田中選手のゴールにつながる三苫選手の
パスにはこれらのキーワードの要素が凝縮し結実した結果のように見え、
とても惹かれるゴールシーンでした。

ことWDRACにおいても、
ウクライナ国内やその近隣で活躍するアンサングヒーローにボールをつなぐ
ために、WDRACという組織があり、その中で各々が自らできる範囲のことで強い個の力を発揮し、その力がつながりあって、ここまでの成果につなげられたんじゃないかと思います。
また、私のようになかなかピッチに立てていない人であっても、
ベンチで心ひとつに仲間の活躍を応援し(いざとなれば、いつでもピッチに立つ準備を進めたり)、あるいはその様子をスタンドから応援することしかできなくても、遠巻きながらも関心を寄せることでピッチに立つ人の力になったり…という感じで、どんな関わりの人であっても、その人なりのその時々にできる範囲の関わりを通じて、
ここまでの成果につなげられたのではないかと改めて感じます。

また、ワールドカップが閉幕した今、
多く耳にするキーワードは「(サッカーへの関心)熱が冷めないように」
という言葉。

ウクライナでは10月中旬から氷点下を下回る厳しい寒さが続いており、
戦禍も終わりが見えない状況下。まだまだ支援を続けるアンサングヒーローにボールをつなげ続ける必要があります。

まずは目の前のボールを最後まで諦めずに、
少しずつでもアンサングヒーローにつなげて、つなげ続けていきましょう。
ということで、
パトリッチアの活動 ~ドブラ・ハタへの支援~
- 継続寄付へのご協力
改めて、よろしくお願いいたします!

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