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メンタルヘルスと食事の関係性

メンタルヘルスと食の間には強いつながりがあり
私たちが食べたり飲んだりするものは、身体の健康だけでなく、
心の健康にも大きな影響を与えることがあります。

今回はメンタスヘルスと食事の関係性についてお話しします。

食べるものが心に影響する

加工食品、砂糖、飽和脂肪酸を多く含む食事は、うつ病や不安症の
発症リスクを高める可能性があるという研究結果が発表されました。

Journal of Health Psychologyに掲載されたある研究では、
加工食品や揚げ物、甘い飲み物を多く食べる人は、
うつ病の症状を経験する可能性が高いことがわかりました。

同様に、American Journal of Clinical Nutritionに掲載された研究では、
飽和脂肪の多い食事は、
うつ病を発症するリスクが高いことと関連していることがわかりました。

加工食品、砂糖、飽和脂肪酸を多く含む食事が精神的な健康に害を及ぼす
可能性があるのには、いくつかの理由があります。

例えば、これらの食品には、ビタミンB群やオメガ3脂肪酸など、
脳の健康に重要な栄養素が少ないことが多いのです。
また、体内の炎症を引き起こす可能性があり、
これはうつ病やその他の精神的な問題のリスク上昇と関連しています。

心の健康を保つ食事

果物、野菜、全粒穀物、赤身のタンパク質などのホールフードな食事は、
これらの症状から身を守るのに役立つと考えられています。

British Journal of Psychiatry誌に掲載されたある研究では、
ホールフードが豊富な地中海スタイルの食事を摂っている人は、
うつ病を発症するリスクが低いことがわかりました。

また、同じくホールフーズを豊富に含む伝統的な日本食を実践している
人は、不安症を発症するリスクが低いという結果も出ています。

ホールフードが豊富な食事は、脳の健康に欠かせない栄養素や
抗酸化物質を摂取することができます。

例えば、
果物や野菜には抗酸化物質が豊富に含まれており、
酸化ストレスから脳を保護するのに役立ちます。

全粒粉は、気分を調整する神経伝達物質の生成に重要な
ビタミンB群の良い供給源です。

赤身のタンパク質は、「気分の良い」神経伝達物質としてよく知られている
セロトニンなどの神経伝達物質の生成に必要なアミノ酸を供給します。

心の健康に特に役立つとされる栄養素には、
オメガ3脂肪酸、ビタミンB群、マグネシウム、亜鉛などがあります。
これらの栄養素は、脂肪分の多い魚、葉物野菜、ナッツ、種子、
全粒穀物などの食品に含まれています。

心の健康を保つために

食事が精神的健康に与える影響に加え、
食事と私たちの精神的健康の関係に影響を与える要因が他にもあります。

例えば、ストレスや不安は、
感情的な食事、暴飲暴食、十分な食事をしないなど、
不健康な食事パターンにつながることがあります。
こうしたパターンは、精神衛生上の問題をさらに悪化させ、
負の連鎖を生み出します。

一方、マインドフルネスと食とのポジティブな関係は、
良好な精神的健康を促進します。

マインドフルイーティングは、味や食感、体内の感覚など、
食べるという体験に注意を払うことです。
食べるものへの感謝を深め、
食事とよりバランスの取れた関係を築くことができるのです。

まとめ

全体として、メンタルヘルスと食の間には複雑な関係があり、
全体的な観点からアプローチすることが重要です。

そのためには、健康的な食べ物を選び、マインドフルネスを実践し、
食とポジティブな関係を築くだけでなく、医療従事者と協力して
メンタルヘルスの懸念に対処することが必要かもしれません。
心と体の健康に気を配ることで、
私たちはより幸せで健康的な生活を送ることができるのです。

食べるもので私たちの身体は作られています!
クリーンでハイパフォーマンスな身体づくりをサポートします♪

心も身体も健幸を感じられるように サポートしています! 私の活動を応援してもらえると嬉しいです♪